質の良い睡眠の絶対条件 – 寝る前は体と脳をリラックスさせる!
質の良い、深い睡眠を得るためには、眠りにつく前の過ごし方が重要になってきます。
では、どういう過ごし方をしたら質のいい睡眠を得ることができるのでしょうか?
布団に入って、ぐっすり眠りたくても脳が冴えてしまい、どうしても眠れない、という人も多いのではないでしょうか。
睡眠と、血流と睡眠の関係
眠りにつく前は、体と脳をリラックスさせることが、絶対に必要な条件です。リラックスした状態になると、「副交感神経」が優位になります。その結果、血管が緩まって、血流が良くなるのです。
そうすることで、体に十分な栄養や酸素が行きわたるようになり、免疫細胞の働きも活性化します。
睡眠前に、血流がよくなり毛細血管まで血液がスムーズに流れることで、体温が高くなり、リラックスした状態で心地よい睡眠をとれるようになります。
このように、血流と睡眠の質は、じつは健康を保つ上で密接に関係しているのです。
では、リラックスして眠りにつくための方法を紹介しましょう。
リラックスして眠りにつくための方法は?
◼︎夜はハーブティーでリラックス効果を高める
夜、就寝前の飲み物としては、ノンカフェインのハーブティーがおすすめです。とくにおすすめなのは、カモミールティーです。
カモミールは神経を鎮めることで安眠効果もありますので、睡眠不足、不眠気味の方は、就寝前にカモミールティーを飲んでみてはいかがでしょう。
「メラトニン」の生成を促す作用がある牛乳をホットミルクにして、カモミール・ミルクティーにして飲むとさらに効果がありそうですね。
就寝前のホットミルクは、適度に血中の水分量をあげて体を温めてくれるので、血液の循環もよくなり、代謝アップや疲労回復効果も望めます。
カモミールの香りは甘酸っぱいりんごのような香りで、リラックス効果も期待できます。
カモミールは、他にもからだを温める効果もあるので、風邪をひいたときなどにもおすすめです。
カフェイン飲料には要注意を!
夜にコーヒーや紅茶など、カフェインが入ったものを飲む習慣がある方は注意が必要です。
睡眠の実験研究によると、250mgのカフェインを摂ると中途覚醒が頻繁に起こることが分かっています。
カフェインを含む飲み物としては、コーヒーが一般的ですが、ココアや緑茶、ほうじ茶、栄養ドリンクにもカフェインが含まれています。
一般的に、カフェインの覚醒効果は4時間くらい続くと言われていますので、質のいい睡眠時間を心がけて、夕方以降の飲み物はノンカフェインのものをとるようにしたいですね。