疲れがとれない – 睡眠薬で朝からだるい症状?

睡眠薬には、様々な副作用があります。中でも比較的多い症状として、翌朝まで薬の効果が残ってしまい、朝起きても眠気が残ってしまっているという状況です。

睡眠薬を服用し始めてから、なんだか余計に疲労感を感じやすくなった、という方がいます。この場合、ひとつには上述したように、薬の作用が翌朝まで残ってしまうことが考えられます。

また、それだけではなく、睡眠薬を服用していると、他の病的な症状を悪化させてしまい、余計に疲れを感じやすい体質を作り出してしまうことがあります。

疲れがとれない

睡眠薬で、余計に疲れがとれない原因とは

睡眠薬の作用時間が長く、翌朝まで薬の効果が残ってしまう場合、対策としては、より作用時間が短い睡眠薬に変更をするという方法があります。

また、単純に自分に合わない睡眠薬を服用していると、次の日に薬の作用が残りやすいということもあります。
そうした副作用を避けるために、自分に合わない薬を服用している場合は、具体的な副作用の症状を医師に説明し、薬を変えてもらうように働きかけることも大切です。

以下の記事では、薬の作用時間を一覧でまとめています。必要以上に長く作用する睡眠薬を服用している場合、短い作用時間のものにして欲しいと、医師に相談してみるのも良いでしょう。

他に原因となる病を抱えていないか

不眠症の根本的な原因が、別の病にある場合は注意が必要です。例えば、最近とても多い症状に、睡眠時無呼吸症候群という病気があります。
睡眠時無呼吸症候群は、上気道(喉の奥の上部)が塞がってしまったり、呼吸の異常によって、眠っている間の呼吸が止まってしまう症状です。

首が短かったり、首のまわりに脂肪が付いてしまうなど、肥満や生活習慣が原因で引き起こされることもあります。
実はこの病気の場合、睡眠薬によって無理に眠ってしまうことが、病気を悪化させる原因にもなりかねないのです。
本来は、喉の空気の通りを良くする事が病気の根本的な治療となるのですが、それをしないまま無理に睡眠薬で眠ってしまっても、無呼吸の症状は悪化する一方です。

呼吸が停止することによって、夜の時間は自分でも気付かないうちに、脳が無理やり睡眠を中断させられ、どれだけ眠っても睡眠の質は悪化しています。
朝は体が異様にきつく、日中も強い眠気や体の疲れ・だるさが酷くなる一方です。

睡眠時無呼吸症候群は、夜中のいびきや呼吸の停止で気づくことのできる病気です。一緒に暮らす家族がいるのなら、そうした傾向がないかどうか、確認してみると良いでしょう。

睡眠時無呼吸症候群の検査と治療は、呼吸器科などで受け付けています。
ただ朝がきつい、よく眠れないという症状を訴えているだけでは、この病気を見逃す可能性も十分にありますので、注意が必要です。

うつ病や心の病を抱えている場合

もうひとつ、睡眠薬で眠っても、日中の疲れがとれない原因として、うつ病心の病が背景にある場合があります。うつ病や不安神経症は、どれだけ睡眠薬の服用量を増やしても、根本的な問題は解消されません。

それどころか、無理に睡眠薬で眠っていても、日中の憂うつ感は増えていき、余計に悪化していくものです。
睡眠薬は長く服用し続けるほど、依存度や離脱症状(睡眠薬の服用を中止した時にあらわれる副作用)の危険性が増えていきます。
さらに、精神的に睡眠薬に頼ることによって、うつ病の症状自体は悪化していきます。

うつ病は、その症状として、日中の激しい倦怠感や体のだるさを伴う病気です。もしこうした症状に心当たりがあるのなら、うつ病の初期症状を疑ってみる必要があるでしょう。

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