寝不足で吐き気がする – 放っておくとどうなる?
睡眠時間が極端に短い日に限って、朝になると吐き気や頭痛を引き起こすことがあります。
こうなると、食欲が湧かずに食事もまともにはとれません。眠気と相まって、体力の低下や憂うつ感なども感じ、気分は最悪です。
寝不足で必ず「えずく」のは..
寝不足は、必ずと言っていいほど体調不良を引き起こします。これは、理屈抜きでも、経験してみれば誰にでも分かることです。
年齢が若かった頃は体力もある程度あり、夜の時間に遊ぶことは楽しいことですから、それなりになんとかなっていたかもしれません。
しかし、もともと体力がそれほど無いという方や、環境の影響を受けやすいという人は、特に注意が必要です。
「寝不足で不眠」の原因とは?
しかし、なぜ寝不足になると頭痛や吐き気をもよおしてしまうのでしょうか。これとよく似た症状に、時差ボケ(ジェットラグ症候群)があります。
時差ボケの主な症状としては、以下のような具体的な症状が挙げられています。
- 過度の眠気
- 頭痛
- 判断力の低下
- 思考力の低下
- 疲労感
- 憂うつ感・イライラ感
- 食欲不振・吐き気
- 便秘・下痢
こうして見てみると、寝不足の時の症状とほとんど変わら無いということが分かります。
時差ボケの時も、寝不足の時も、吐き気や食欲不振が起きる理由は同じです。それは、体内時計の乱れによって、自律神経のバランスが崩れてしまうことにあります。
自律神経は、体温の調節や、胃や腸の働き、呼吸や動悸のリズムなど、私たちが普段意識しない体の器官を動かしています。
睡眠時間が狂ってしまうと、神経のバランスが崩れ、思いもよらなかった体の不調を招くことになるのです。
「寝不足で吐き気を」治す方法は
寝不足による吐き気や、朝の不快感を抑えるには、当然ながら夜の時間にしっかりと睡眠時間をとることが、必要不可欠です。
ところで、先ほどの時差ボケの場合ですが、この場合も朝と夜のサイクルが、体内時計と一致することによって症状は改善されます。
寝不足の場合も、睡眠時間をしっかりと確保し、朝と夜のサイクルを正常に維持することで、ほとんどの場合は短期間で症状が改善されます。
また、日頃から朝方の生活を心がけ、運動を習慣的に行うことによって、こうした症状をある程度は予防することもできるのです。