朝になると「胸焼け」がするのは、眠りが浅いのが原因?!
朝になると胸焼けや動悸、めまい、全身のだるさなど、身体の不調を感じるということはありませんか?
もしこのような症状がある場合、あなたの睡眠の質が悪くなっていることが原因かもしれません。
朝の不調は、眠りが浅くなっていることが原因だった?
起きてすぐに、上述したような体の不調を感じる場合、深い睡眠が得られていないことが原因になっている可能性が考えられます。
十分に睡眠がとれていないと、自律神経の調整機能がうまく働かなくなるため、様々な身体の不調が現れるのです。
自律神経の働きは、リラックスした状態を作り出す「副交感神経」と、やる気を起こさせる「交感神経」のバランス調整を行っています。
お互いに正反対の作用をもつ2つの神経系は、必要に応じて切り替えが行われています。しかし、十分に深い睡眠が得られていないことで、この自律神経の調整がうまく働かなくなってしまうのです。
私たちの身体は、自律神経の切り替えがうまくいくことで、心身ともに調子の良い状態が保たれています。
切り替えがうまくできていないと、緊張したまま過度のストレスがかかったり、逆にだらだらとやる気のない状態が続くことになります。
そんな状態が長く続くと、全身にあらゆる不調を生じさせてしまうのです。
- 体のだるさ
- 倦怠感
- めまい
- 動悸
- 胸焼け
- 食欲不振
自律神経の調整機能をうまく働かせるためには、しっかりと「深い睡眠」をとることが大切です。
眠りが浅い時の対処法は?
いつもと同じ時間眠っているのに、眠りが浅いと感じる時があります。そういう時は、積極的に遅寝、早起きをしてみると良いでしょう。
つまり、どれだけ遅い時間に眠っても、朝は早く起きます。
睡眠が足りていないと感じると、いつもより早く寝ようとしてしまいがちです。それは、逆に眠りを遠ざけることになります。「早く寝なければ」という焦りと不安が、ますます眠りにくくしてしまうのです。
そういう場合、いつもより遅く寝ることで、目覚めている時間が長くなり、その分、睡眠の必要性が高まります。そうすると、寝床に入ってからスムーズに眠りに入ることができ、深い睡眠が現れやすくなります。
極端に遅寝をする必要はありません。普段寝ている時間より、30分~1時間程度を目安にして遅く眠ると良いでしょう。