ノンレム睡眠とレム睡眠の状態を記録する – スマホアプリ
睡眠には、深い眠りと浅い眠りがあるということを、ご存知の方も多いでしょう。
一晩の睡眠の状態を、脳波を計測して調べてみると、以下のような状態を確認することができます。
ノンレム睡眠は、睡眠の状態の中でも深い睡眠の状態と考えられています。ちょっとした刺激では目覚めないような状態で、身体だけではなく、脳も休んでいる状態です。
しっかりと眠ったはずなのに、頭がボーッとして疲れがとれない感じがするというような場合、睡眠時間は長くても、深い眠りをとれていないのかもしれません。
『そうは言っても、自分の睡眠の状態を知るのは難しいことでは?』と思われるでしょう。でも最近では、スマートフォンのアプリで、睡眠の深さを簡単に計測することができます。
スマホアプリで睡眠の状態を計測する
計測するといっても、脳波計をつけて寝るわけではなく、枕元にスマートフォンを置いて寝るだけです。そうすると、睡眠中の体の動きを検知し、そのパターンを分析して浅い眠りと深い眠りを分析してくれるのです。
難しい操作や煩わしいことは何もなく、こんなに簡単に睡眠の質を分析してくれるのですから、こんな便利なものを利用しない手はありませんよね。
睡眠状態を分析するアプリは、たくさん発売されています。かなり高機能なものもあり、どれを使おうか迷うかもしれません。
そこで、アプリの中でも特に人気の高いもの、おすすめの物を2つご紹介しましょう。
Sleep Cycle
随分以前から販売されているアプリです。
シンプルな操作で睡眠の深さを記録し、見やすいグラフで表示してくれます。アラーム機能がよくできていて、目覚めが近くなった頃合い(睡眠から覚醒に移るタイミング)を計測し、アラーム音を鳴らしてくれます。
価格も100円からなので、無理なく試せます。グラフやアラームだけで満足できる、高機能な物は必要ないという方は、こちらがおすすめです。
Sleep Meister
無料版のものと、有料版(100円)のものがあります。無料版のものは広告が表示されますが、問題なく使用できます。
睡眠の時間や深さはもちろんですが、寝言の録音機能や、睡眠が浅くなった時に起こしてくれる、アラーム機能などもついていて、かなり高機能なアプリです。
このように、睡眠の深さや、平均睡眠時間など、詳しい情報を一目で確認できるようになっています。
このアプリは無料で試せますので、睡眠のアプリを初めて利用するという方には、おすすめのアプリです。
この他にも、睡眠の状態を記録し、分析するための便利なアプリはたくさんあります。
睡眠の質を改善するなら、まずは自分の睡眠状態を知ることが大切です。アプリなら、煩わしい表の記入などをしなくとも、自動的に記録と分析を行なってくれます。
そして、もし深い眠りがとれていないようなら、睡眠の質が低くなってしまっているということですから、何かを改善しなければいけないのかもしれませんね。