「質のよい睡眠」をとれば、血液がキレイになる!

睡眠時間は、新しい血液をつくり出す時間でもあります。新しい血液は主に、骨髄でつくられますが、昼間などの活動中は、骨髄に重力がかかるため、十分に血液をつくることができません。

ですので、横になってリラックスした状態の睡眠時間を中心に、スムーズな血液生産が行われるのです。

睡眠中の血液

寝不足などで十分な睡眠時間をとることができないと、新しいキレイな血液をつくり出すことができません。そのため、汚れた古い血液が使い回されることになります。

こういう状態がつづくと、血液の質が悪化して、さまざまな病気を引き起こす原因となってしまうのです。
古くから、「骨休め」という言葉がありますが、昔の人はこういった重要性を経験的に知っていたのでしょうね。

キレイな新しい血液をつくり出すには

キレイな血液を作り出すには、睡眠時間の質によって決まるのです。
質のいい睡眠を得るためには、リラックスした状態で眠りにつくことが重要になってきます。

睡眠前は、副交感神経が最も優位になるシーンです。この時間帯に、リラックスした状態で眠りにつくことが重要です。
そうすることによって、毛細血管の血流循環がよくなり、血液の量が増えてくれます。
その結果、体が温まり、深い睡眠へと自然に入っていくことができるのです。

その結果、成長ホルモンの分泌が盛んになり、細胞の再生・修復がスムーズに行われます。こうして、キレイな新しい血液がつくり出されるのです。

逆に、自律神経のバランスが崩れ、リラックスできない状態のまま眠りにつこうとしても、毛細血管に流れる血液の量は増えずに、深い質のいい睡眠をとることができません。
こうなると、細胞の破壊が進み、キレイな血液をつくり出すことができず、結果として血液が汚れていくことになってしまいます。

また、腸などの内臓がもっとも活発になる時間帯も、じつは、副交感神経が優位になるシーン、睡眠前などの時間帯になります。

質のよい睡眠をとることによって、腸内環境の活動も活発に行われ、よって質のいい血液がつくられることになります。
腸内環境を整えるためには、日々の食生活も重要です。食生活の質を高めることで、腸内善玉菌が増え、腸内環境が整います。

腸内環境が良く、腸の活動が正常に行われることで、結果として質のいい血液がつくられるのです。
リラックスした状態で眠りにつき、質のいい睡眠時間をとることで、腸内環境も整い、質のいい血液をつくることができるのですね。

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