朝になると、胃が痛いのは何故?正しい夕ご飯のススメ

朝起きると、何故だか胃が痛いと感じることはありませんか?
日中は痛みがないのに、朝になると胃が痛くて目が覚める、といった方もいるようです。「胃痛」は、空腹時に症状がみられることが多く、胃酸の出過ぎが原因となっている場合が多いです。

胃痛は、消化性腫瘍があると起こることが多いのですが、胃粘膜に腫瘍がなくても、胃に強い刺激が加わって起こることがあります。この強い刺激が、「胃酸の出過ぎ」となります。

胃酸が出過ぎる原因としては、不規則な食生活や、食べ過ぎストレスなどです。他に、薬の副作用によって、胃の保護機能が低下し、胃酸から胃を守れないために起こるケースもあります。

よく夜食べ過ぎ後に、「胃もたれ」を起こす人がいますが、これは胃の運動機能が低下して起こります。
不規則な食生活やストレスなどによって、胃に過度な負担がかかると、胃の運動機能が低下してしまい、消化がスムーズに行われなくなるのです。そうなると、胃に食べ物が長く留まってしまい、胃もたれなどの症状が起こります。

焼肉

元々、「胃が強い人」と「胃が弱い人」がいてますが、「胃が弱い人」は、胃の運動機能が活発でないため、食べ物が長く胃の中に停滞する傾向があります。体格的には、細身の人が多いようです。

このようなタイプの人は、夜遅く食事をとると、睡眠中も食べ物が胃の中に残りやすく、朝起きたときに、何ともいえない胃の不快感を感じます。

夜ご飯ではなく、夕ご飯の習慣を

胃が弱い人や、胃もたれを起こしやすいタイプの方は、早めの夕食をとることがおすすめです。
よく、「夜の食事は寝る3時間前までに」と言いますが、これは寝る前に食べると太りやすいという理由だけではありません。

寝る前に食事をとると、休息しようとしているカラダに負担がかかるのです。胃腸の活動が低下して、食べ物を消化することができなくなるため、翌朝になっても胃の中に食べたものが残った状態で、胃もたれなどの不快感を引き起こします。
また、睡眠にも悪い影響が出ます。満腹状態で寝ると、夜になって下がり始めた体温が上がってしまい、眠りが阻害されてしまうのです。

仕事などの都合で、どうしても夜遅くに食事をとる場合は、なるべく胃に負担をかけない消化のいい食事をとるようにしましょう。

肉や魚などタンパク質の多いものは消化に時間がかかります。おかゆや、うどん、パン、豆腐、バナナなどは消化に良いので、夜食にはおすすめです。

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