安全な睡眠薬を見分けるには – 効果はあるの?

眠れないからと言って、安易に睡眠薬に頼ることは感心できません。
しかし、睡眠薬は正しい使い方で使用していれば、不眠の根本的な治療に役立つものです。
睡眠薬を上手に活用したいということについては、もちろん賛成です。

安全な睡眠薬を見極める方法は?

安全な睡眠薬

睡眠薬を処方してもらおうと考えている方にとって、睡眠薬による副作用は、大きな心配の種でしょう。しかし、睡眠薬にも多くの種類があります。
ほとんどの場合、強い眠気を引き起こすものほど、副作用や依存性が高いのが普通です。

中でも、現在特に主流として取り扱われているのが、ベンゾジアゼピン系非ベンゾジアゼピン系と言われる成分の睡眠薬です。この2つの種類の睡眠薬は、中枢神経に作用し気持ちを穏やかにする効果があります。
この作用を利用し、神経の高ぶりを抑えながら、脳の中の睡眠に関係する神経などに影響を与えることによって、眠りを誘う効果があるのです。

中枢神経に化学的に作用することによって、眠りを誘う効果はそれなりに強いものです。初めて睡眠薬を服用する方にとっては、正しい使用方法を守れば、すぐに効果を実感できるのが普通です。

ただし、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には、問題もあります。それは、長期間服用することによって、依存性離脱症状の危険性が増えてしまうということです。
これは、比較的効果が短時間の「短時間作用型」の睡眠薬でも同様です。ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、いずれも精神安定剤抗うつ剤などと同等の成分です。
薬を使用する場合、必ず短期間(2週間程度)の使用を前提に考えるようにしましょう。

副作用の危険が少ない、安全なもの

しかし、最初にも述べたように、睡眠薬の種類によっては、副作用や依存性の高くないものもあります。
例えば、近年発売された以下のような睡眠薬は、中枢神経に作用するものではありませんので、依存性・習慣性はそれほど心配する必要はありません。

・ロゼレム錠(ラメルテオン)

ロゼレムは、脳の中でメラトニン受容体と呼ばれる、体内時計のリズムを整える場所に作用します。これによって、体内時計を正常に整え、睡眠のリズムそのものを整えるお薬です。

・ベルソムラ錠(オレキシン受容体拮抗薬)

オレキシン受容体というのは、脳の覚醒を調整する神経のひとつです。ベルソムラは、このオレキシン受容体に働きかけ、脳の過剰な覚醒を防いでくれます。

上述したように、これらの2つの睡眠薬は、これまでのベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬とは大きく異なる働きをする薬です。実際に使用している方の反応を調べてみました。

薬の効果の感じ方については、本当に「人それぞれ」という部分があるようです。

「睡眠のリズム自体を、根本的に良くする」という意味において、これまでの睡眠薬のように、中枢神経に麻酔をかけるような、無理な眠り方をさせるものではありません。

その分、即効性のある作用は感じにくいかもしれませんが、安全性という意味では、これまでの睡眠薬よりも安心して使える睡眠薬と言えるでしょう。

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