マイスリー10mgが効かない..どうしたらいい?

現在、最も睡眠薬として普及していると考えられるのが、マイスリーと呼ばれる薬です。
どちらかと言うと、服用後の短時間(2〜4時間)だけ作用する「睡眠導入剤」に分類されるお薬で、超短時間作用型と呼ばれるタイプのものです。

マイスリーには、2種類のタイプのものが処方薬として存在します。
1つは、5mgのタイプの錠剤。もうひとつは、10mgのタイプの錠剤です。
いずれも、見た目はほとんど変わりませんが、単純に量の多さに比例して、効果・効能も倍に増えます。

中には(私も含めて)、10mgでは効果を感じにくくなったという方も居るようです。
そんな時は、どのように対処すべきなのでしょうか?

睡眠薬

マイスリーは10mgから増やしてはいけない

マイスリーの添付文書を見ると、10mgが、マイスリーを服用する上での上限であるという事が分かります。

【用法・用量】
通常、成人にはゾルピデム酒石酸塩(※マイスリー錠)として、1回5~10mgを就寝直前に経口投与する。
なお、高齢者には1回5mgから投与を開始する。
年齢、症状、疾患により適宜増減するが、1日10mgを超えないこととする。

出展:「マイスリー添付文書 – アステラス製薬

上記の通り、患者さんの状態によって適宜処方量は増減するものの、1日あたり10mgというのが、マイスリーを服用する上での上限となるようです。

これまでは、上記のルールを守らず、過剰な服用を許していた病院もあったようです。しかし、近年では睡眠薬の過剰服用の問題に対して、世間の視線はとても厳しくなっています。

医薬品過剰摂取(過量服薬)による急性中毒患者では、直近90日以内に、抗不安薬・睡眠薬の高用量処方、バルビツール酸系睡眠薬の処方、重複投与が関連していることが示唆された。
レセプトデータを用いて、過量服薬のリスクと向精神薬との関連を検討する目的で実施された症例対照研究(医療経済研究機構研究部主任研究員・奥村泰之ら)の結果から示された。

出展:「ミクスオンライン

近年では、睡眠薬や抗うつ剤、精神安定剤の過剰服薬による緊急搬送が大きな問題となっています。

規定の量を超えた睡眠薬の服用や、正しい用法を無視した服用は、依存症の原因となるだけでなく、離脱症状といった恐ろしい副作用を招く原因となります。

こうした状況の改善に向けて、睡眠薬の過剰な処方を取り締まろうという風潮は高まっているようです。

睡眠薬の服用が慢性化していないか?

本来、寝付きの悪さを改善するためなら、マイスリーは10mgで充分に効果を発揮するはずです。

ですから、製薬会社のも10mg以上の服用は禁止しているのです。

ただ、それでも眠れないという人が居るということは事実で、私自身も実感としてよく分かっています。
特に、神経が過敏な状態や、生活リズムがずれてしまっている時(朝寝すぎてしまった、などの場合)は、薬が全くと言っていいほど効果を発揮しません。

どれだけ薬を服用してみても、神経が過敏な状態では、ほとんど意味をなさないのです。
マイスリーの添付文書には、効果・効能について、「躁うつ病や、うつ病の患者は除く」という但し書きが記されています。
精神的に過敏な状態の患者さんには、睡眠薬はあまり効果が期待できないのです。

もしあなたが、睡眠薬をどれだけ服用しても効果が得られないというのなら、もしかすると、精神的な病(不安神経症やうつ病)の治療が必要なのかもしれません。

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