睡眠薬の減薬と離脱症状 – 睡眠薬がやめられない理由
睡眠薬を減薬しようとすると、余計に眠れなくなるということがあります。いくつかの理由が考えられますが、中でも一般的な理由として考えられるのが、薬をやめることによって起きる、離脱症状です。
睡眠薬の減薬で起こる、離脱症状
睡眠薬を服用している方なら、離脱症状については、ある程度の知識を持ち合わせていると思います。かつては禁断症状とも呼ばれていました。
離脱症状は、睡眠薬を長期間服用することによって、体内に依存を形成してしまうことが主な原因です。これによって、薬をやめようとしたり、服用量を減らそうとすると、様々な身体的な症状を引き起こすのです。
禁断症状と書くと、薬を完全にやめた時に引き起こされる症状だと思われそうですが、減薬によって起こることも一般的なのです。
また、短時間作用型の睡眠導入剤(マイスリーや、アモバン)など、軽い睡眠薬では離脱症状はないと考えている方もいるようですが、そんなことはありません。
むしろ、こうした軽い睡眠薬のほうが、常習性が高く、長期間服用する方は多いようです。離脱症状は、基本的には長期服用によって引き起こされる症状です。
たとえその睡眠薬が強い成分のものではなくても、常習性があれば、離脱症状は避けられません。
@sagimiso469 こんばんは。そうですね、マイスリーは作用が強くて効き目が短い分、離脱症状が現れやすいと思います。僕は朝起きたらもう軽い離脱症状(肩こり・頭重・軽いめまい等)が始まっていました。その離脱症状を緩和するためにデパスを服用して悪循環に陥っていました。
— 心の色 (@antissri) 2014, 2月 7
雨はうぇるかむですが昨日マイスリー抜いたせいか離脱症状でてまして、ここ最近ろくに熟睡出来ない。調子悪い。このまま眠剤のんでねようかな…。
— Shen (@noiiixx) 2012, 7月 21
離脱症状で最も苦しいのは?
睡眠薬の離脱症状によって、まず始めに感じるのが、不眠症の再燃です。離脱症状と言うと、幻覚や幻聴、頭痛や吐き気、強い不安感などをイメージする方が多いでしょう。
人によって感じる症状は様々ですが、特に軽めの睡眠薬の場合、まず起こりやすいのは、不眠の症状の再燃です。
睡眠薬を飲んでいた時は眠れていたのに、睡眠薬をやめた途端に、不眠症の症状が酷くなった、というような症状です。
不眠症を経験している方なら、これがどれほど辛い症状なのかは、容易に理解できるはずです。せっかく眠れるようになっていたのに、睡眠薬をやめた途端に、またあの辛い夜を経験しなければいけない、、
そう考えると、睡眠薬をやめること自体が難しくなってしまうのです。
やめたいけれど、やめることができない。そう考えると、睡眠薬による離脱症状は、本当に辛い症状なのです。
もちろん、これ以外にも、脱力感や無気力、不安感や焦燥感など、睡眠薬の離脱症状には様々なものがあります。
減薬は、ゆっくり焦らずに
睡眠薬をやめたいのなら、減薬のスピードはゆっくりと、時間をかけて行うようにします。特に、長い間服用を続けていた人ほど、慎重にならなければいけません。
服用期間が長ければ長いほど、睡眠薬への依存度は高くなっているからです。
無理のない減薬の仕方については、以前の記事でも詳しく説明しています。
とにかく、薬を減らす場合は、少しづつ減らしていくことが大切です。一気に少なくしようとすると、必ず無理が出てしまいます。
また、減薬や薬の量の調整については、必ず医師のアドバイスを受けながら、自己判断で行わないようにしましょう。