睡眠薬の禁断症状(離脱症状) – 本当にある?

睡眠薬や睡眠導入剤を服用している方の多くが、薬をやめられないという事に苦労し、悩んでいらっしゃいます。

最近では、病院に行けば簡単に睡眠薬や睡眠導入剤を処方してもらうことができます。中には、患者さんの症状を詳しく聞くことをせず、睡眠薬を処方することに全く躊躇しない医師もいらっしゃいます。

また、「睡眠薬は危ないものではない」「最近のは副作用も依存性もほとんどない」という製薬会社の宣伝効果は、広く浸透しています。

その反面、インターネット上では睡眠薬の依存性や禁断症状(離脱症状)に苦しむ方は、年々増加しています。
最近の睡眠薬には禁断症状は全くない、と考えているのなら、その考えは改めるべきでしょう。

現実にはどのような症状が引き起こされているのか、最近では真実の情報も表に出始めています。

不眠症の真実

睡眠薬の禁断症状(離脱症状)は本当にある?

禁断症状というのは、医学的には「離脱症候群」つまり、離脱症状のことを意味しています。離脱症状と言うと馴染みがないかもしれませんが、薬をやめようとすると、様々な薬の副作用が襲ってくる、恐ろしい状態と言えます。

具体的には、薬をやめようとすると、以下のような症状が引き起こされるのです。

  • 不眠症の悪化
  • 不安感や緊張の増加
  • パニック発作
  • 発汗
  • 集中力の欠如
  • 吐き気やむかつき
  • 動悸
  • 頭痛
  • 筋肉の痛みと凝り
  • 幻覚

上記を読んで、これらの症状は、よほど強い睡眠薬を飲んだ時に限られるのでは?と考える方もいるかもしれません。
実際はそうではなく、これらは「ベンゾジアゼピン系」と呼ばれる、現在最も主流で使われている、「安全度が高い」と言われている睡眠薬の離脱症状です。

また、こうした離脱症状は、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬だけに留まらず、非ベンゾジアゼピン系と呼ばれる、さらに安全性が高いと言われている睡眠薬でも引き起こされることが分かっています。

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬と言えば、「マイスリー」など、一般の方にも広く浸透している睡眠薬が挙げられます。

睡眠薬を、長期間服用してはいけない

このように書くと、睡眠薬全てが恐ろしいものなのでは?と考えられそうですが、決してそのように言いたいわけではありません。現在、ほとんどの睡眠薬には「長期間に渡って服用しないこと」という注意書きが記されています。

離脱症状のほとんどは、長期間服用している人が、薬を中断しようとした時に引き起こされるものです。睡眠薬は、長くても2週間程度の服用に抑える。また、薬を辞める際には急にやめるのではなく、徐々に服用する量を減らしていくという事が大切です。

上記に書いている事を守っていれば、酷い中毒症状に悩まされるという事は、あまりないはずです。

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