仕事が心配で眠れない時、どうしたらいい?

明日の仕事が気になって眠れないことは、誰にでもよくあることです。

  • 「膨大な資料を作らないといけないのに、まだ出来ていない」
  • 「明日のプレゼンがうまくいくか心配だ」

心配事を寝床に持ち込んでも、解決することはできません。それでもついつい、寝る前に考え込んでしまう人が多いようです。考えるから不安になるのであって、考えなければ済む話です。

しかし、心配事があるから考えてしまうのに、考えないようにするのは難しいですよね。どうしたら寝る前に心配事について考えないようにできるのでしょうか?

考え事で眠れない時

寝床を考える場所にしてはいけない

「明日の仕事のことを考えると、心配になって気持ちが落ち着かなくなる」

このような緊張状態は不眠の第一歩になります。まずは、寝床に入ってから心配事について考えることをやめることです。
いつも寝床に入ってから考え事をしていると、「寝床=考える場所」と頭にインプットされてしまいます。
そうなると、寝室に入るだけで不安になって落ちつかなくなり、寝床がリラックスできる場所ではなくなってしまうのです。

明日のことは「明日」考える

心配事を解消しようとしても、その努力が不安をいっそう強くしてしまいます。仕事の心配で眠れない人は、眠る前に明日の準備をしておくといいでしょう。

  • 明日の仕事の予定は、すべてメモに書き出しておく
  • 考え事の種になるような案件・事項もメモに書き留めておく
  • 明日の仕事で必要な書類などは事前に準備をしておく

次の日の準備を事前にしっかりしておくだけで、就寝時の不安感が軽減されます。
とりあえず気になっていることがあるのなら、メモに書き出して机の上に置いておくだけでも、仕事の不安感を解消することができるのです。

「明日の仕事のことは、このメモを見てから考えよう」と思うだけでも、気持ちがかなり楽になるはずです。
不安が解消されて、心が充分にリラックスできた状態で寝床に入れば、寝つくまでの時間もきっと短くなるでしょう。

不安や心配は「眠り」で解消できる

「睡眠」は、大脳を休ませて、情報を整理し、脳をいったんリセットするための行為でもあります。
例えば、夫婦喧嘩をして夕食の時はろくに口もきかずに寝てしまっても、翌朝には一緒に仲良く朝ごはんを食べていた、ということだってあります。
前日の嫌な出来事を忘れさせてくれるのも、睡眠の重要な働きなのです。

仕事の失敗や悲しい出来事があっても、不思議と一晩寝ると気持ちが和らいで、翌朝にはさっぱりとした気分になれるものです。
不安や心配があっても、「眠り」のチカラでうまく解消してみましょう。

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