薬局で買える睡眠薬には何がある?どれが効く?

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近頃どうも寝つきが悪い。でも病院に行くほどでもない。そんな時、頼りになるのが近所の薬局です。

薬局には睡眠薬は置いていませんが、不眠に効果がある薬として、睡眠改善薬漢方薬を置いています。

薬局に行けば、どんな薬があって、あなたの症状に合うのはどの薬か相談に乗ってくれます。薬局に行って自分の目で薬を選ぶのも良いですが、ぜひ薬剤師さんに相談して一緒に選ぶことをおすすめします。

薬局・薬店・ドラッグストア – 何がどう違う?

薬局と言うと、病院で処方してもらった薬を出してくれる保険薬局(一般には調剤薬局と言うこともある)を思い浮かべる方が多いでしょう。または、商店街の中にあるような街の薬局を思い浮かべる方もいるかもしれません。

そこで、分かりやすいように、薬局、薬店、ドラッグストアの違いを、表にまとめてみました。

  薬局(保険薬局) 薬店 ドラッグストア
処方箋に基づく調剤(医療用医薬品の販売) ×
(調剤を行えるドラッグストアと、行えないドラッグストアがある)
一般用医薬品(OTC医薬品)の販売
(置いている薬局と、置いていない薬局がある)

(化粧品、日用品や食品も販売していることが多い)
販売する人 薬剤師が常駐している 登録販売者が常駐している(薬剤師のこともある) 調剤を行うドラッグストア→薬剤師が常駐している
調剤を行わないドラッグストア→登録販売者が常駐している

このように、調剤(医療用医薬品の販売)と販売者の面からみると、薬局と薬店には明らかに違いがあり、ドラッグストアはその境界線に位置しています。

一方、一般用医薬品(OTC医薬品)の販売については、いずれの業態でも行えますが、販売者が薬剤師か登録販売者なのかによって、販売できる薬が違っています。

薬剤師ができること、登録販売者ができること

以下に、薬剤師または登録販売者が販売できる一般用医薬品(OTC医薬品)をまとめました。

薬剤師 登録販売者
要指導医薬品
(初めて市販されるようになって、十分な注意が必要なもの)

(書面で説明する義務あり)
×
第1類医薬品
(安全上、特に注意を要するもの)

(書面で説明する義務あり)
×
指定第2類医薬品
(第2類医薬品の中でも特に注意を要するもの)

(なるべく説明すること)

(なるべく説明すること)
第2類医薬品
(安全上、注意を要するもの)

(なるべく説明すること)

(なるべく説明すること)
第3類医薬品
(上記以外のもの)

薬局や薬店・ドラッグストアで買える睡眠に関する薬には、睡眠改善薬と漢方薬があり、睡眠改善薬は指定第2類医薬品、漢方薬は第2類医薬品に分類されています。ということは、これらは店舗を選ばすに、どこでも買うことができるということです。

また、薬剤師も登録販売者も、お客さんから相談されたら必ず対応しなければならないことになっていますから、どのお店でも安心して相談することができます。

一人で悩みながら買うよりも、どんな薬があって、自分の症状にはどの薬が良いのか、服用に際して気をつけることは何かなど、薬剤師や登録販売者に相談しながら選ぶ方が安心です。また、症状によっては、薬の購入よりも、医師の診察を受けることを勧められることもあります。

近所の薬局なら気軽に立ち寄れますし、顔見知りの店員さんなら相談もしやすいですね。

薬局で買える睡眠に関する薬

睡眠薬の種類

薬局や薬店、ドラッグストアに行って、「眠れない」と相談すると、大抵の場合は睡眠改善薬を勧められるでしょう。それは、睡眠薬は医療用医薬品であり、その中でも医師の処方箋がないと売ることができない処方箋医薬品に分類されているからです。

ですから、いくら保険薬局でも、処方箋がないと睡眠薬を売ってはくれません
しかし、睡眠改善薬や漢方薬なら、薬局でも薬店・ドラッグストアでも購入することができます

睡眠薬、睡眠改善薬、漢方薬-何がどう違う?

睡眠薬と、睡眠改善薬や漢方薬が買える場所は、その分類によって分けられています。

睡眠薬(睡眠導入剤を含む) 睡眠改善薬 漢方薬
医薬品の分類 医療用医薬品 一般用医薬品(OTC医薬品) 一般用医薬品(OTC医薬品)
医師の処方箋 必要 不要 不要
購入できる場所 薬局 薬局、薬店、ドラッグストア 薬局、薬店、ドラッグストア、漢方薬局

この差は、睡眠薬と、睡眠改善薬や漢方薬との作用や効果、副作用の違いから来ています。これらをまとめたのが以下の表です。

  睡眠薬(睡眠導入剤を含む) 睡眠改善薬 漢方薬
作用 脳の中枢神経に作用して眠気を促す 脳の覚醒を抑えて眠気を促す 草木から作られた生薬が眠気を促す
効果 激しい眠気が襲ってくる 緩やかに眠くなる 身体に合えば効果がある
副作用 眠気、めまい・ふらつき、頭痛、もうろう状態、一時的な健忘(記憶障害)、離脱症状 眠気、夢を見る、頭痛など 不眠、胃腸の不調、皮膚のかゆみや発疹など

睡眠薬は、効果が強い分、重い副作用の危険も大きく、そのため医師の処方箋が必要だということがお分かりいただけるでしょう。しかし、睡眠改善薬や漢方薬は、効果は強くはないものの、睡眠薬のような重大な副作用の危険は低く、安心して使えます

効果があるのは睡眠改善薬?それとも漢方薬?

昼寝をする時のポイント

睡眠改善薬は、現在販売されているすべてが主成分もその量も同じです。そのため、どの製品も横並びで、どれが一番効果があるかを決めることはできません。

睡眠改善薬を選ぶ時は、錠剤だけでなく、カプセル剤や液剤もありますから、飲みやすいのはどれかや、価格で選ぶのが良いでしょう。

一方、漢方薬は、その人の体質や体格などに合わせて選ぶことができるので、自分に合うものに出会えれば、効果を実感できるでしょう。漢方薬は選ぶのが難しいので、はじめから漢方薬と決めているなら、漢方専門の薬局を訪ねるのが良いかもしれません。

睡眠改善薬や漢方薬についてもっと詳しくお知りになりたい方は、以下の記事もご覧ください。

また、薬局、薬店やドラッグストアでは、睡眠に効果があるサプリメントも売っています。もし症状が軽いようなら、サプリメントを活用するのも一つの手かもしれません。
おすすめのサプリメントは、以下の記事で紹介しています。

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