カウンセラーの探し方・選び方 – 効果的な方法は

眠い

ストレス社会の現代、心の不調で悩む人は増加しています。

改善したい、楽になりたいと、精神科・心療内科を受診したにもかかわらず、診療に納得できずにいるという人も少なくありません。
納得できない理由は、「話を聴いてもらえない」「薬に依存することにならないか不安」が大多数を占めるようです。

このような悩みを抱える方が次に求めるのが、カウンセリング。
しかし、カウンセリングという方法があることは知っていても、

  • どこに相談すればいいのか?
  • カウンセラーは何をしてくれるのか?
  • 料金はどうなっているのか?
など、実情はあまりよく知られていません。

この記事の中では、上の3つの疑問にお答えしますので、ご参考になさってください。

なお、精神科・心療内科とカウンセリングの違いは、以下の記事にまとめています。こちらも併せてご覧ください。

カウンセリングは主に2種類ある

治療

カウンセリングは、基本的に相談者を主体に進められます。
「話したくないことは話さなくてもよい」というのが前提です。その上で、2種類の療法から選択することができます。

とことん話を聴いてくれる

1つ目は、「相談者が話をし、カウンセラーが聴く」という療法で、「来談者中心療法」と言います。
これは、悩み、不安などの心に抱えたものを、カウンセラーに話し、じっくり聴いてもらうことで、重荷を解消していく方法です。

誰かに聴いてほしいけれど、相手に心配や迷惑をかけてしまうのではないか、悪い人やダメな人と思われてしまうのではないかと考え、誰にも話せずに自分の心に溜め込み、そのためにストレスを抱えてしまうという方に向いている療法です。

一般的に、カウンセリングと言うと、この療法のイメージが強いのではないでしょうか?

考え方や見方を変える

もう1つは、積極的に考え方や物事の見方を変えていくための方法を身につける療法です。
「認知療法」「認知行動療法」「交流分析」などがあります。

物事を悲観的に見てしまう、人と関わるのが怖い、人との関係が上手く築けないなどの悩みを、自分を変えることで解決したい人に向いています。

療法の選択は話し合いで

カウンセラーは、相談者の話から、現状に合った療法を選んで提案しますが、相談者が納得いかなければ、違う療法を考えてもらうこともできます。
カウンセリングは、常に相談者とカウンセラーが話し合いをしながら、相談者の望む形で進められていきます。

この方法を嫌だと言ったら、他に方法はないと言われるのではないか、カウンセラーが気分を害するんじゃないか、嫌な相談者だと思われるんじゃないか、、、などと考える必要はありません。安心して要望を伝えましょう。

カウンセラーの探し方と選び方

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では、カウンセリングを受けたいと思ったら、カウンセラーはどこにいるのでしょうか?また、どのようなカウンセラーを選べばいいのでしょうか?

カウンセラーの探し方

強い抑うつ状態や身体症状がある時は

最近では、精神科・心療内科で、カウンセリングルームを設置している病院も増えています。
しかし、その場合は、精神科・心療内科を受診した上で、カウンセラーを紹介してもらうという形が基本となります。

抑うつ症状が強い場合、不眠や胃痛などの身体症状が長期化、または悪化している場合などに適しています。

ストレスや悩みが主体の時は

しかし、ストレスの改善、悩みを聴いてほしい、不眠の原因がストレスであるといった場合には、カウンセリングルームの方が向いているでしょう。

カウンセリングルームは医療機関ではないので、市役所や保健所で紹介してもらうことはできません。インターネット、電話帳、新聞折り込みやタウン情報誌などから探しましょう。
インターネットで探す場合は「カウンセリングルーム 地名」「心理カウンセラー 地名」などで検索すると見つけやすいです。

特にHPでは、問い合わせフォームを設置しているところがほとんどですから、気軽に問い合わせることができます。

問い合わせのメールを送る際の注意点として、携帯電話会社のアドレスを使用する場合には、セキュリティによって返信がブロックされないように注意が必要です。カウンセリングルームからの返信を受信できる状態にしてから問い合わせるようにしましょう。

カウンセラーのタイプ

カウンセリングは、基本的に「対面形式」で行われます。
中には、メールカウンセリング、電話カウンセリングを行うカウンセラーもいます。これらは、家から出たくない人、出にくい人、相談者中心療法を希望する人に向いています。

カウンセラーは以下の3タイプに分かれます。

  1. 大学、大学院で心理学を専攻し臨床心理士の資格を取得した心理カウンセラー
  2. 別の職業を経た後、カウンセリングの各学会、協会の資格を取得した心理カウンセラー
  3. 一通りの心理学の基礎知識を身につけ、人生経験を土台に活動しているカウンセラー
カウンセラーのHPで資格の種類や経歴などが確認できます。どのタイプのカウンセラーが良いというのはありません。自分が話しやすいと思うカウンセラーに相談しましょう。

参考までに付け加えると、臨床心理士の資格設立が1988年のため、1のタイプは40代以下のカウンセラーが多い傾向にあります。また、病院、学校、会社などでカウンセリングにあたっているカウンセラーもこのタイプです。

カウンセリング料金と時間

時計

カウンセリングにかかる時間

カウンセリングは「話す」ことが前提なので、ある程度の時間が必要です。

1回のカウンセリングを40~60分に設定していることが多いようです。ただし、初回は20~30分長く設定されている場合もあります。時間の余裕をもって予約しましょう。

カウンセリングの料金

はじめに、料金によってカウンセラーの質が変わるわけではないということを、お伝えしておきます。

カウンセリングの料金は、10分1,000~1,500円を目安にするといいでしょう。

ただし、これも1回の時間や立地などにより大きく異なります。自宅で行っている場合や地方だと、1回40分で平均5,000円程度が多いようです。
一方、都市部の場合は1回40分で10,000円前後のところも少なくありません。
また、病院のカウンセリングルームの場合、4,000円前後が多いようです。

なお、初回カウンセリングについては2回目以降よりも高く設定されている場合が多いので、確認することをお勧めします。

また、カウンセリングには保険が適用されません。そのため、薬代を含めても病院より高くなります。保険が適用されない理由については、以下の記事をご覧ください。

おわりに

朝の充実感

カウンセリングは、「自分が解決したい問題を自分の力で解決できるようになった時」「自分が納得できる生き方ができるようになった時」が終了です。

一度悩みを吐き出すことでスッキリして、元の自分に戻れる人もいます。
一方で、長期に亘る考え方の偏りのせいで、2年、3年と続く人もいます。

大切なのは、カウンセリングで得たことを、生活の中で意識して習慣にしていくことです。
カウンセラーと一緒に問題を解決する、という認識で取り組むようにしましょう。

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