不安・不眠に精神科やカウンセリングは効果的?

不眠の改善

寝付けない、眠りが浅い、夜中に何度も目が覚めてしまう。
こうした睡眠に関する悩みを持つ方は少なくありません。

このような睡眠に障害が起きる原因には、大きく分けて以下の2種類があります。

  • 身体の病気が原因となるもの:

    糖尿病や、ホルモンバランスなどの内分泌系の病気が原因となり、主症状とは別に睡眠障害が現れるもの。
    ナルコレプシーなどの睡眠障害もこちらに属します。

  • 精神的な問題が原因となるもの:

    うつ病などの心疾患、適応障害、過度なストレスなどにより睡眠障害が引き起こされるもの。

ここでは「精神的な問題が原因となる睡眠障害」の治療についてご紹介します。

不安や不眠の原因はストレス

精神的な問題から発生する不安や、不眠などの睡眠障害は、ストレスが原因です。
ストレスとは心にかかる負担のこと。人間関係、生活環境の変化など様々な要因が考えられます。また、悪い出来事だけでなく、良い出来事もストレスになる場合があります。

「適度な」ストレスは次のステップへのはずみとなります。しかし、「過度な」ストレスは心身に影響を与え、様々な不調につながります。この不調の一つが不眠なのです。

なぜ、ストレスが不眠に影響するかと言うと、

  • 過度のストレス、長期的なストレスが、脳や自律神経に影響を与えるため
  • ストレスとなる物事が心を支配し、不快感が継続するため
です。

状況に応じて相談先を選びましょう

ストレスが原因であっても、影響先が違えば治療法も変わります。自分の状態を把握し、医師の治療を受けるか、カウンセリンラーに相談をするかを考えましょう。

医者の説明

身体への影響が強いなら「精神科・心療内科」

強い抑うつ状態に加え、以下のような身体症状が強い、または長引くようなら、精神科・心療内科を受診しましょう。

  • 不眠
  • 食欲不振
  • 胃痛
  • 頭痛
  • 下痢

身体症状が強いということは、脳、自律神経、内分泌系などの機能が正常に働いていないと考えられます。さらにうつ病、躁(そう)うつ病など病気の可能性もあります。

長引く抑うつ状態の主な原因は、脳内環境がバランスを崩すこと。ですから、薬理療法によって、崩れたバランスを整え、正しい信号を送ることができるようにする治療が必要になります。

ただし、精神科や心療内科の受診では、ストレスを抱える方が持つ「話を聴いてほしい」という願望への対応はあまり期待できません。

話を聴いてほしい、考え方を変えたいなら「カウンセラー」

次のような場合は、カウンセラーに相談すると良いでしょう。

  • 抑うつ状態ではあるが身体症状はあまりない
  • 話を聴いてほしい
  • ストレスをなんとかしたい
  • 過去の出来事に捉われている

カウンセラーはよく話を聴いてくれ、ストレスに強くなるための考え方をトレーニングしたり、生活習慣の見直しをするなど、心理面だけでなく、生活面でのサポートもしてくれます。

ただし、医師ではないので、抗うつ剤や睡眠導入剤などを処方することはできません。

医師とカウンセラーの違い

昼寝をする時のポイント

ストレスによる各症状の解決を専門的に扱う、精神科医・心療内科医や、カウンセラーですが、この二者は対処方法以外に何が違うのでしょう?

大雑把(おおざっぱ)に言うと、薬の処方が可能か、保険が適用されるかが違います。

  薬の処方 保険の適用
医師
カウンセラー × ×

医師は薬の処方ができて、保険が適用されます。これは医師免許が厚生労働省の定めた国家資格だからです。

一方、カウンセラーは薬の処方ができません。保険も適用されません。これは心理学が文部科学省の管轄だからです。薬は医師以外が処方することはできませんし、保険も厚生労働省の管轄ですから、管轄外のことには適用されません。

最近では、精神科や心療内科でカウンセリングを行う病院も増えています。しかし、カウンセリングの担当者は、医師ではなくカウンセラーが一般的です。
もし、医師から併設のカウンセリングを勧められた場合であっても、カウンセリングには保険は適用されませんので、くれぐれも注意してください。

カウンセリングの料金や内容については、以下の記事で紹介しています。

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