朝起きても体がダルい – 睡眠不足・寝不足が原因?
朝起きてすぐ、体のダルさを感じることはありませんか?誰でも多少は、目覚めた後のボーッとした感じはあると思います。
しかし、10分以上経ってもそのダルさが続く場合は、睡眠が足りていないことが原因となっているかもしれません。
明け方の悪夢は、睡眠不足が原因だった?
不規則な生活などで睡眠不足が続くと、疲れた脳を休息させるために、ノンレム睡眠(深い睡眠)が減少するといったことが起こります。
これによって、朝になっても深い眠りの中にいる状態になることがあり、朝起きたばかりなのに、頭がボーッとして疲労感を強く感じたりします。
また、睡眠不足が続くことでレム睡眠が不足している場合、朝方には現れないレム睡眠が特に強く現れることがあります。このような時に、よく不快な夢や悪夢を見やすくなるのです。
起きてすぐ疲労感があったり、悪夢をよく見るようになった場合は、睡眠時間や寝る前の過ごし方を見直した方がいいかもしれません。
不眠症ではないけど寝不足かも?睡眠不足の判断基準
あなたの睡眠が不足しているかどうかを判断する基準は、「起床から4時間後の眠気」で判断することができます。人は通常、起床から4時間後に脳波活動が最も盛んになります。この時間帯は、1日のうちで最も頭が冴えている時間です。
この時間に眠気を感じる場合は、あなたの睡眠の絶対量が足りていないということになります。
例えば、毎朝6時に起きる人の場合、10時頃にあくびやダルさを感じるかチェックしてみて下さい。もし、この時間帯に何らかの眠気に関する徴候が見られるときは、あなたの睡眠の絶対量が足りていないということになります。
睡眠が足りていない場合の対処方法
では、睡眠の絶対量が足りていないことがわかった場合、どのようにして補えばいいのでしょう?
睡眠不足を補う場合、休日などに昼頃まで寝たりしてまとまった睡眠をとろうとする人がいます。しかし、休日などの「寝だめ」は睡眠障害の原因となるので、おすすめできません。
睡眠が不足しているとわかったら、朝の起床時間は変えずに、いつもより少しだけ早く寝るようにしてみましょう。
夜、余裕のある日に、普段より15分程でもいいので、早寝するように心がけてみてください。毎日少しの早寝を繰り返すことで、全体的な睡眠不足を解消していくことができます。