夜眠れないのに、朝は眠い.. これは病気?

布団から出られない

夜は眠れないのに、朝は決まって起きられない。起きても眠くてどうしようもない。
このような症状の方の中には、周りから「怠け者」というレッテルを貼られて辛い思いをしている方もいらっしゃるでしょう。

特に、一緒に暮らしている家族や、近しい人の目は厳しいものです。もし起きられない原因が、単なる怠けなのだとしたら、仕方のないことかもしれません。
しかし、起きられない原因が、怠けや自己管理ができていないのではなく、睡眠障害が根底にあるという場合もあるのです。

夜眠れない、朝眠い – これは病気?

夜遊びや飲み歩くことが好きで、自ら夜型の生活を望んでいる。または、夜遅くにテレビを観たり、インターネットの閲覧などをして深夜まで起きている。
そうした生活習慣を送っている場合は、寝ようとしても脳が興奮状態でなかなか寝付けず、あっと言う間に朝が来てしまい起きられないということになるでしょう。

しかし、当人は眠ろうと努力している、少なくとも夜の遅すぎない時間までに床に入っているにも関わらず、どうしても眠れないとなると、話は別です。きちんとした生活を送ろうと心がけているにも関わらず、身体が言うことを聞かないわけですから、これは当人にとってはかなり辛い症状でしょう。
この場合、もしかすると、「睡眠障害」を発症している可能性が大いに考えられます。

体内時計がズレてしまう

体内時計

夜は眠れず、朝になると眠いという方の場合、体内時計のリズムが、一般的なリズム(24時間のリズム)からズレてしまっている、概日リズム睡眠障害の可能性がとても高いと考えられます。

簡単に説明すると、本来は夜の時間、例えば23時に眠りにつき、朝の6時に起きることが正しいリズムだとしましょう。
朝まで眠くならない人の場合、これが、午前3時から朝の10時までが正しい睡眠時間だと、体内時計が認識してしまっているのです。

同じ7時間の睡眠ですが、体内時計のリズムがズレてしまっていると、このようなことが起こってしまうのです。

体内時計は簡単には変わらない

体内時計をリセットする方法の一つが、太陽の光を浴びるという方法です。
しかし、朝気持ちよく起きられないという時点で、この方法を行うことは恐らく難しいでしょう。また、この方法は、短期間ではなかなか効果が見込めない方法でもあります。

この方法を応用したものに、「高照度光療法」というものがあります。太陽光と同程度(10,000ルクス前後)の光を、特殊な照明機器を用いて朝1~2時間程度浴びる方法です。専用の照明機器を購入して自宅で行うこともできますが、高価ですし、色々な相談もできると言う面ではやはり通院して行うのが望ましいでしょう。

より実践的な方法は

ハーブティー

現実的に考えると、まずは、睡眠についての正しい知識を持ちましょう(睡眠衛生教育)。
不眠の原因には前述のように生活スタイルによるものも多くあります。ですから、睡眠について学ぶことで、より快適な眠りを手に入れる方策を考えましょう。

その上で、布団に入る時間を徐々に制限していく「睡眠時間制限療法」によって、体内時計と睡眠時間を変えていくのが良いでしょう。この方法はすぐに実践できる方法ですが、効果が出るまでに多少時間のかかる方法でもあります。

睡眠衛生教育や睡眠時間制限療法については、以下の記事の中で詳しく解説しています。
睡眠についての基礎的な知識や、不眠症の正しい治し方について解説していますので、概日リズム睡眠障害の改善のためにも役に立つでしょう。

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