眠りが浅いのは老化現象?衰えた睡眠機能を活性化させるには

睡眠の質は、年齢と共に変化していきます。

「若い時はあんなにぐっすり眠れていたのに、最近は眠りが浅くて熟睡感が得られない..」

そんなふうに悩んでいる方は、もしかすると、それは加齢による睡眠の質の変化なのかもしれません。

驚き

睡眠も、加齢とともに老化するもの

学生の頃は寝付きもよく、一旦寝ると朝までぐっすり眠ることができ、途中で目が覚めることもなかった。そんな経験がある人は多いのではないでしょうか?

10~20代は、深い睡眠の持続時間も長く、中途覚醒も少ないため、「ぐっすり眠った」という熟睡感を得やすい時期です。しかし、50代、60代を過ぎると、長く深く眠ること自体が難しくなってきます。深く眠るためには、体力も必要なのです。
年齢と共に体力も衰えると、眠る力も徐々に弱まってくるのです。

「若い頃はあんなに眠れていたのに、何で眠れなくなったんだろう?」と悩む必要はありません。睡眠も加齢とともに老化するものだとわかれば、無駄に悩んだりストレスを感じることも少なくなるはずです。

なぜ年齢とともに「眠る力」は弱まるのか?

脳の中央部には「眠り」のための司令部機能があります。これは、脳内の視床下部(ししょうかぶ)にある視交叉上核 (しこうさじょうかく)という神経細胞の集まりになります。
ここから、睡眠を促すホルモン「メラトニン」を分泌する命令が出されるのです。

視交叉上核

老化で筋力が衰えるとともに、この司令部の機能も衰えてきます。そのため、なかなか眠れなくなったり、中途覚醒や早朝に目が覚めたりといったことが起こるのです。

衰えた「睡眠機能」を活性化させる方法

衰えた筋肉は、トレーニングによって増強することができます。脳の「睡眠機能」も同じように、日ごろの心がけによって活性化することができます。
その方法は、日中に軽い運動をすることです。夜しっかり眠るためには、日中しっかり活動して、充分疲れることが大切です。

【衰えた睡眠機能を活性化させるポイント】

  1. 日中にしっかり活動をすること。
  2. 毎日、軽い運動をすること。

同じ運動量でも、高齢になると筋肉が減少するため、エネルギー代謝量が減ります。そうすると、熟睡できるほどの疲れが日中に得られにくくなります。

高齢者の不眠の原因。筋力量の低下→同じ運動でもエネルギー代謝が低下→睡眠の質の低下

夜ぐっすり眠るためには、日中に充分体を動かして疲れることを心がけましょう。朝早く目覚めてしまったときなどは、そのまま起きて散歩やストレッチなどするといいでしょう。
筋力を鍛えることも睡眠の質を上げることにつながります。筋肉が多いとエネルギー代謝が高まるので、日中しっかり動いていることになります。

脳の機能の衰えは、夜分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」が減少することも要因です。ですので、メラトニンの原料となる食事を心がけることも必要です。
メラトニンの分泌を活性化できるものとしては、牛乳チーズ肉・魚類豆類などがあります。また、ケールアメリカンチェリーはメラトニン自体を含んだ食材です。

これらの食材を食事で積極的にとることでも、「睡眠機能」を活性化することができるのです。

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