不眠にサプリ? – ぐっすりに必要な成分とおすすめサプリ
今や至るところで目にするようになった健康食品やサプリメント。特に健康が気になる40代以上の方に人気で、利用する方は年々増加しています。
そこで、歳を重ねるごとに「寝つきが悪くなった」「夜中に目が覚めるようになった」とお悩みの方に、おすすめのサプリメントをご紹介します。
ぜひこの機会に、栄養補給をしながらぐっすりを手に入れましょう。
サプリメントとは
食事で不足しがちな栄養素を補う目的で利用するものを健康食品と言い、以下の2つがあります。
- 保健機能食品(特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品)
- サプリメント
特定保健用食品(トクホ)は国が有効性や安全性を審査し、特定の機能についての表示を許可されています。
栄養機能食品は国の審査はありませんが、決められた栄養成分と量を満たしていればそのことを表示できます。
サプリメントは、日本では「特定の成分が濃縮された、錠剤、カプセル、粉末など」と考えられています。
ちなみに欧米では、「医薬品や食品とは明らかに異なる形状(錠剤やカプセル)で、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブ等の成分を含むもの」をサプリメントと呼んでいます。
最近では日本でも欧米と同じようにとらえる傾向にありますが、国の審査や基準はなく明確な定義もないため、スナック菓子や飲料でもサプリメントと呼ばれることがあり、日本では少しあいまいな位置づけになっています。
参考資料:厚生労働省「健康食品による健康被害の未然防止と拡大防止に向けて(平成28年2月改定)」PDF
サプリメントのメリット
【安全性】
サプリメントは薬ではなく食品ですから比較的安全です。特に、天然成分から作られたサプリメントは、化学的に合成されたものに比べ安全度が高いと言えるでしょう。
【手軽に栄養補給】
サプリメントの形状は、粒状やカプセル、粉末などで、食欲がない時でも簡単に栄養補給ができます。また、食事に比べカロリーが低いのも魅力的です。
【続けやすい】
サプリメントは手軽で長く続けやすく、携帯しやすいので外出先や旅行に持って行けて便利です。
サプリメントのデメリット
【効果は人それぞれ】
サプリメントでいくら栄養補給をしても、その栄養成分が効果的に働くためには他の栄養素も必要です。生活習慣や食習慣が乱れていては、サプリメントで補給した栄養素が無駄になってしまいます。
【過剰摂取や健康被害の可能性】
サプリメントによっては、成分量が表示されていないことがあります。その場合、目安量以上を飲むことで特定の成分を過剰摂取してしまうことがあり、健康被害が生じる可能性があります。
また、化学的に合成された成分や保存料、色素などでアレルギー症状などの健康被害が現れないとも限りません。
さらに、何かの病気で薬を服用している時には、飲み合わせに注意が必要なこともあります。サプリメントを飲む前に、担当医に相談するようにしてください。
【サプリメント依存】
サプリメントは栄養素を簡単に補給できるという点で大変優れていますが、それだけですべての栄養素を補給できるわけではありません。
しかし、サプリメントを常用している方の中には、「サプリメントを飲んでいるから大丈夫」と、食をおろそかにしてしまう方もいます。食品から摂る栄養が最も体に吸収されやすいので、サプリメントはあくまでも栄養補給のサポートとして利用しましょう。
ぐっすりには「眠りの質」と「リラックス」がカギ
サプリメントのメリットとデメリットを知っていただいたところで、「ぐっすり」におすすめの成分をご紹介しましょう。
ぐっすりには「睡眠の質を上げること」と「リラックスを促すこと」が欠かせません。
- トリプトファン
- グリシン
リラックスを促す成分
- GABA(ギャバ)
- テアニン
- ハーブ
睡眠の質を上げる!
睡眠の質を上げる成分には、トリプトファンとグリシンがあります。
トリプトファン
トリプトファンは、メラトニンの材料となる必須アミノ酸です。
メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれる脳内物質で、メラトニンの分泌が睡眠と深く関わっています。
- 深部体温を下げる
- 体内時計を調整する
人は、深部体温(身体の内部温度)が下がると、緩やかに眠りにつくことができます。また、体内時計の調整によって、睡眠と覚醒のリズムが整うことも、寝つきや眠りの深さに大きく関係しています。
睡眠の質を上げるには、300~1000mgのトリプトファンが必要と言われています
グリシン
グリシンは、アミノ酸の一つで、脳内で神経伝達物質として働きます。
- 深部体温を下げる
- 血管を拡張し血流を増加させる
血管が広がって血流が増えると、身体の表面温度が上がります。そうすると、放熱されやすくなって深部体温が下がり、眠気を誘います。
リラックスさせる!
リラックスを促してゆっくりと休息を誘う成分には、GABA、テアニン、ハーブ成分などがあります。
GABA(ギャバ)
GABAもアミノ酸の一つで、脳内で神経伝達物質として働きます。
- 鎮静作用(リラックス作用)
- 抗ストレス作用
- 深部体温を下げる
ぐっすりには200~500mgのGABAが必要と言われています。
テアニン
テアニンは緑茶に多く含まれる成分です。
- 抗ストレス作用
- 深部体温を下げる
テアニン1日の必要量は100~500mgと言われています。
緑茶にも含まれる成分ですので、水分補給としてお茶を飲むことで十分な量を摂取できるでしょう。ただし、お茶にはカフェインも含まれていますから、寝る前は控えましょう。
ハーブ成分
リラックス効果のあるハーブ成分はたくさんあります。
- セントジョーンズワート
- バレリアン
- ラフマ葉エキス
- パッションフラワーなど
おすすめサプリメント
最後に、上記で紹介したような成分がたっぷりと含まれたおすすめのサプリメントをいくつかご紹介しましょう。
トリプトファンを含むサプリメント
- リッチパウダーの「L-トリプトファン」
- バランスボディ研究所の「国産L-トリプトファンEX」
いずれも国産のL-トリプトファンが使用されていて、1回分の目安量で約600mgのトリプトファンが摂取できます。
グリシンを含むサプリメント
- ファインの「グリシン・プレミアム 」
- 味の素の「グリナ」
グリシン・プレミアムは1回分の目安量で約450mg、グリナは約3000mgのグリシンが摂取できます。
グリシン・プレミアムには、L-トリプトファンやGABA、テアニンなども含まれています
GABAを含むサプリメント
テアニンを含むサプリメント
ハーブ成分を含むサプリメント
特におすすめしたいサプリメント
各成分を含むサプリメントを2つずつご紹介しましたが、中でもおすすめなのは、トリプトファン、グリシン、GABA、ハーブ成分など、ぐっすりに欠かせない成分が豊富に含まれた「潤睡ハーブ」と「ネムリス」です。
「潤睡ハーブ」をおすすめするのは
潤睡ハーブは、トリプトファンなどの必須アミノ酸がバランス良く配合されたサプリメントです。ビタミン・ミネラルが豊富で栄養補給としての役割も十二分に果たしてくれます。さらに、ハーブ成分がイライラを、こだわりの金時しょうがが冷えをサポートしてくれます。
潤睡ハーブをおすすめするのは、厳選された植物由来の成分がバランス良く配合され、上質な休息が期待できるサプリメントだからです。
「ネムリス」をおすすめするのは
ネムリスは、リラックス効果が認められた特許成分ラフマ葉抽出エキスが特徴のサプリメントです。日本で初めて休息データによる検証実験が行われたサプリメントで、モニターアンケートでも高い評価が得られています。
ネムリスをおすすめするのは、休息特許成分をはじめこだわりの天然成分が配合され、データに裏付けされた良質な休息が期待できるサプリメントだからです。
以上、ぐっすりに欠かせない成分と、おすすめのサプリメントをご紹介しました。
サプリメントは、上手く使えばとても効果的な健康食品です。しかし、目安量や飲み方を守らなければ、健康被害を招くこともあります。特に過剰摂取は、重大な副作用を引き起こす場合がありますから十分に注意してください。