眠れないのはなぜ?仕事が不安で眠れない、明日が不安..
布団の中に入ってまで、仕事のことを考えてしまう。説明をするまでもなく、これではしっかり眠れるわけがありません。
しかし、本人はそうしたくなくても、「そうなってしまう」ということがあります。
- 早く眠らなければいけないのに
- このままでは、また眠れない
- 朝がくるのが怖い、、
本人がどれだけ気をつけようとしても、頭の中に浮かんでくる「不安」は簡単に消せるものではありません。
夜になると不安になる。眠ろうとしても眠れないというのは、疑う余地のない、れっきとした不眠症の症状の一つです。
あなたが、そのことに気づいているかどうかは、とても重要です。
眠れないのはなぜ?仕事が不安で眠れないのは..
眠れないと一言で言っても、すべての原因がひとつにまとめられるわけではありません。夜になると喘息が苦しくて眠れない、というのと、夜になると仕事のことが心配になって眠れないのとでは、対処の仕方がまるで変わってきます。
眠ろうとすると、心が落ち着かなくなる。明日も早く起きられないのではないか。
そんなふうに考え始めて、余計に不眠の症状がひどくなることを、精神性理性不眠症と言います。しっかりと、病名がついているのです。
精神性理性不眠は、「眠らなければいけない」と、眠ることに強いプレッシャーを感じてしまう、典型的な不眠の症状です。
不眠症の患者さんの中には、この症状に悩む方はとても多いのです。
生活リズムが乱れると、思わぬ症状の悪化も
以前から何度か説明しているように、不眠が長く続くと、思わぬ病気を引き起こしてしまうことがあります。
それは、精神面での病気です。眠れない・睡眠時間が短い、ということが続くと、日中の気分の憂うつ感や、自己嫌悪などが頻繁に起こり始めます。
こうなると、当然仕事上のミスは続きますし、その事がさらに夜の不安、不眠へと繋がっていきます。このままでは、仕事がうまくいかなくなってしまう。仕事をやめないといけないのではないか。将来良くないことが起こるのではないか、、そうした考えに支配されてしまうのです。
結果的には、うつ病や神経症など、本当に心配していた「仕事に行くことさえ困難になる」状況が、現実のものとして目の前にあらわれます。
周りの人から見れば、なぜそんなに深刻になる必要があるのだろう?と感じるかもしれません。しかし、一度悪いサイクルにはまってしまうと、なかなか抜け出すことが難しいものなのです。
仕事が不安で眠れない。改善策はある?
不眠症は、うつ病の初期症状と言われますが、確かにそうした一面があります。
不安でどうしようもない時は、精神科や心療内科などで、抗うつ剤や睡眠薬を処方してもらうことが、症状改善への近道でもあります。
まだ、そこまで酷い症状ではないというのなら、ストレスを溜め込まないための運動療法や、ストレスや不眠の症状を緩和させるためのサプリメントを服用してみると良いでしょう。
最近では、こうした症状を予防・改善させるためのサプリメントが販売されています。
また、生活習慣を規則的に保つことは必須事項とも言えます。休日もしっかりと早起きし、朝からなるべく外出する。体を動かすように心がけましょう。