GABA(ギャバ)で睡眠を劇的に改善!おすすめの摂取法は

GABAの快眠効果

ストレスの解消に効果があるとして、一時期「GABA(ギャバ)」と呼ばれる物質が高い注目を浴びました。
テレビや雑誌でも広く紹介されましたので、GABA(ギャバ)に高いリラックス効果があるということは、多くの方がご存知でしょう。

しかし、このGABA(ギャバ)には、快眠効果もあるのです。
そこで、GABA(ギャバ)の効果と摂取法についてご説明しましょう。

GABA(ギャバ)の効果は?

質の良い睡眠の条件

リラックス効果や快眠効果のあるGABA(ギャバ)とは、一体どういうものなのでしょうか?簡単に解説します。

GABA(ギャバ)のリラックス効果

GABA(ギャバ)は、神経伝達物質と呼ばれる、脳内で情報をやりとりするための物質です。神経伝達物質は、GABA(ギャバ)以外にも様々な種類のものがあり、個々にそれぞれの役割を持っています。

GABA(ギャバ)が脳内で果たす役割は、興奮の抑制です。脳がストレスや不安などによって興奮状態になると、神経伝達物質であるGABA(ギャバ)が脳内にあるGABA(ギャバ)受容体に結合します。そうすると、自然に興奮を抑制・鎮静してくれるのです。
これが、GABA(ギャバ)の持つリラックス効果につながります。

GABA(ギャバ)の快眠効果

GABA(ギャバ)には、睡眠への効果もあります。
私たちが眠りにつく時には、深部体温(身体の奥の方の温度)が下がります。GABA(ギャバ)には、深部体温を下げる作用があり、眠りにつく態勢を自然に整えてくれるのです。

また、GABA(ギャバ)の摂取により、入眠までの時間が短くなることや、深い眠りの時間が長くなることも分かっています。

睡眠薬の効果もGABA(ギャバ)の力

実は、現在主流の睡眠薬や抗不安剤は、GABA(ギャバ)受容体に作用するものがほとんどです。GABA(ギャバ)の睡眠への効果が応用されているのです。

もちろん、これらの医薬品と私たちが食事などから摂るGABA(ギャバ)とでは、影響力が全く違います。しかし、例えば、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、GABA(ギャバ)の作用を強めることで心地よい気分に導いてくれ、眠気を誘うのです。

GABA(ギャバ)を摂取するには?

朝食

GABA(ギャバ)は通常の食品などでも手軽に摂取できますし、摂りすぎによる副作用も考えにくいものです。

また、GABA(ギャバ)は、元々十分な量が分泌されていますが、過度なストレスにさらされるとGABA(ギャバ)を使いすぎて不足すると言われています。また、高齢になると減少するとも言われていますから、積極的に摂りましょう。

GABA(ギャバ)は、以下の食品に多く含まれています。

  • トマト
  • ジャガイモ
  • 発芽玄米
    その他にも、最近ではGABA(ギャバ)を効率的に摂取するための食品やチョコレートなども販売されています。こうした物をうまく利用すると良いでしょう。

    また、最近では睡眠の質を高めるためのサプリメントでも質の高いものが販売されています。
    サプリメントには、GABA(ギャバ)だけでなく、睡眠ホルモンを作り出すトリプトファンなど睡眠に必要な成分がバランス良く含まれています。特に日本製のサプリメントは、安全性が高くおすすめです。

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