断酒で睡眠障害がひどくなる..眠れない時はどうする?

アルコールは、ある意味眠れない時に頼りになる相棒になり得ます。しかし、これが長く続くと大変危険です。
20日〜30日以上、眠るためにお酒の力を借りているのなら、アルコール依存睡眠障害の可能性が考えられます。

飲酒と依存性

断酒で睡眠障害がひどくなる

長期間に渡ってアルコールに頼って眠っている人の場合、睡眠の周期が破壊されます。睡眠には、レム睡眠(浅い眠り)ノンレム睡眠(深い眠り)の周期があります。通常、約90分ほどの周期でこのサイクルが訪れます(下図参照)。

睡眠サイクル

長期間アルコールに頼っていた方の場合、アルコールが無ければ深い睡眠(ノンレム睡眠)を得る事ができず、浅い眠りが長く続く事になります。

これによって引き起こされる特徴的な症状は、中途覚醒です。
入眠はスムーズにできたにも関わらず、深夜に何度も目が覚める、または早朝に目が覚めてしまうといった症状です。

この他にも、急に断酒をすることによって眠れなくなる原因は他にもあります。アルコールの離脱症状(いわゆる禁断症状と言われる症状に近いものです)として、極度の不安や不眠といった症状に悩まされるものです。
この場合、アルコール依存の専門医療機関でなければ、対処のしようがありません。

断酒で眠れない時はどうしたらいい?

前述したように、アルコールを飲用していた頻度によっては、アルコール依存症に伴う離脱症候群による不眠の症状が考えられます。
離脱症候群がひどい場合は、単なる不眠の悪化に留まらず、幻覚妄想、興奮など、心身共に異常な症状が見られます。

不眠の解消のためにアルコールをやめることは、言うまでもなく絶対に必要なことです。ただ、アルコール依存症の場合、あなた一人の力で状況を改善することは非常に困難です。
この場合、アルコール依存症の専門医の力は必要不可欠なのです。

一般的な内科や、心療内科、精神科クリニックの場合、依存症治療ではなく、対処療法として睡眠導入剤を処方してしまうケースもあります。
これは、マイナスに作用する要因となりうる場合もあり、注意が必要です。不必要に睡眠薬を服用しすぎてしまうと、薬物依存に陥る可能性もあるからです。

断酒に伴う不眠の症状の場合、なるべく睡眠薬に頼らずにこの期間を乗り切ることが重要です。そして、その塩梅を見極めるのはアルコール依存の専門医の方が良いでしょう。

安易に自己判断や、アルコール依存の専門知識を持たない医師の投薬を受けると、逆効果となる可能性があるからです。

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