熟睡できないのは、仕事のストレス?!対処方法は

せっかく眠れても、嫌な夢を繰り返しみてしまい、夜中に目が覚める。
早朝のまだ外が暗い時間に目が覚めてしまい、なかなか寝付けない。

深い眠りにつくことができず、朝から寝た気がしないというのは、本当に辛い症状です。

熟睡できない

しっかり眠れていなければ、身体的な疲れだけでなく、脳の疲労も解消されないままです。
具体的には、判断力の低下、気分の落ち込み。さらには、うつ病を誘発するなど、ネガティブな結果を引き起こすということが、様々な実験により明らかにされています。

このような中途覚醒や早朝覚醒。満足に熟睡できない症状は、多くの場合、心の問題が関係していることが多いようです。

社会人なら、仕事のストレス。特に人間関係や将来の不安についてなど、日中はあまり気にしていないようなことでさえ、夜の時間になるとふと心の中の占有面積を広げていきます。

あなたにも、心当たりはないでしょうか?

仕事のストレスで、熟睡できない

社会に出て人と交わっていれば、ストレスを感じることのない人など、そうそういるはずがありません。ほとんどの人が多かれ少なかれ、不安を感じて生きています。

人間は本来の性質(本能)によって、夜の時間は不必要に不安を高めます。野生の生活では、周囲が漆黒に包まれた瞬間から、猛獣に命を脅かされる危険が高まります。
見えない敵に対する恐れや、災害など、見えない恐怖に対する畏怖の念など、日中には考えもしない、漠然とした不安さえ頭をもたげることがあります。

同じように、本来は気にする必要のない、ちょっとした不安でさえも、夜の時間は脳裏に浮かんでしまうのです。

不安(ストレス)が神経を敏感にさせる

不安やストレスは、睡眠の質を大きく左右する自律神経に影響を与えます。リラックスした状態の時には、自律神経の中でも身体のほとんどの器官を穏やかに保つ、副交感神経を働かせます。

逆に、ストレスを感じていると、身体を攻撃や逃避に最適な状態に保たなければいけません。つまり、常にスタンバイさせた状態を保とうとします。この時に働くのが、交感神経と呼ばれる、副交感神経とは対極にある神経です。

交感神経が働けば、脳は常に覚醒状態を維持しようとしますし、体の様々な器官もこれに従って、動悸を早くしたり、筋肉を硬直させたりします。当然、この状態で深い睡眠をとることなどできません。

脳と身体の覚醒状態に従って、眠りは浅くなってしまい、深夜に何度も目が覚めたり、早朝に目が覚めたりしてしまうのです。

ストレスで熟睡できない時、対処法はある?

ストレスや不安など、精神面に原因があると分かっている場合、不眠の対処法として、根本的にはストレス自体を無くす努力をすることが一番重要であることは、説明するまでもありません。
それには、カウンセリングなどの心のケアだけでなく、生活習慣を根本から改善したり、考え方(認知)を変えて、生きる事に対して強い意味を見出す必要さえあります。

しかし、どうしてもこれが難しい場合、心療内科や精神科などの病院で精神安定剤・睡眠薬といった薬を処方してもらうこともできます。
一時的な不安による熟睡の妨げの場合、こうした薬で寝つきが良くなる効果は期待できます。

しかし、当然ながら薬の依存や副作用の問題は避けることができません。私の個人的な想いとしても、色々と手を尽くして、その結果として出た結論でない限りは、お勧めしたくないものでもあります。

最近では、不安による寝つきの悪さを解消するためのサプリメントも販売されています。
副作用の心配のない、こうしたサプリメントを試してみるというのも、おすすめできる方法のひとつです。

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