仕事の不安で眠れない夜 – リラックスするコツは
仕事での不安を抱えていて、眠れないまま、悶々とした夜を過ごしてはいませんか?眠れないのは、こころやカラダが緊張したまま無理に眠ろうとしているからです。
私たちは日々、日中の活動する時間と、睡眠での休息の時間を繰り返しています。睡眠は、頭もカラダもゆるめて休息するための、必要な時間なのです。
こころとカラダが緊張したままでは、眠りにつける準備ができていないのです。
寝床につく前に、緊張した心身をゆるませて、十分にリラックスした状態にすることが大切です。
ハーブの効果で不安が解消できる
植物には、心身をリラックスさせる効果を持つものがたくさんあります。とくに、ハーブは薬効を持つ植物です。そのハーブの神秘的なチカラを利用して人気なのが、ハーブティーです。
ハーブティーの中には、快眠効果を持つものも多いですので、自分の好みに合うものを見つけておくといいでしょう。
薬には抵抗があるという人も、植物の自然のチカラを活かしたハーブティーなら、ノンカフェインですし、毎日飲んでも安心ですね。ここでは、特に睡眠に効果のあるハーブティーをご紹介しておきましょう。
カモミール
神経過敏になっているときや、不安や心配事があるときにおすすめです。また、更年期障害による不眠や気分が塞ぎ気味のときにも効果的です。
ハーブティーとしてだけではなく、ティーバックをお風呂に入れたり、足湯にして使用するのもいいです。
甘くクセのある味が気になる人は、レモングラスやペパーミントとブレンドすると飲みやすくなります。
お休み前には、はちみつを少し入れ、人肌に冷ましてから飲むと、心が落ちつき、気分がほぐれます。
ラベンダー
上品でさわやかなフローラル系の香りに癒されます。鎮静・安眠効果があり、ストレスや不安感を和らげてくれます。
ハーブティーだけではなく、ドライにしたものを枕元に置いておくだけでも、香りの効果でリラックスできます。
この他にも、ローズ、スイートミント、レモンバーム、リンデンなどは、気持ちを静める作用があります。
安眠効果をうたったブレンドティーの中には、「セントジョーンズワート」が使われていることがありますが、このハーブは、一部の抗うつ剤と一緒に飲むと、作用が強く出ることがわかっています。
病院で睡眠薬をもらっている人は、医師に相談されてから飲むようにしてください。
ハーブは薬理効果がありますので、飲みすぎはよくありません。同じ種類のハーブティーを飲むときは、1日3杯程度が良いでしょう。