睡眠障害を改善する方法 – 睡眠薬は使いたくない!
睡眠障害の主な症状には、入眠障害、中途覚醒、早朝障害という症状があります。いずれも「満足に眠れない」という点においては変わりありません。
これ以外にも、本来ならここで眠りたくないのに、、という時間と場所で眠ってしまう過眠症の症状もあります。
睡眠障害を改善する方法
睡眠障害の原因には、様々なものがあります。例えば、服用している薬や食べ物が原因となり、不眠症の症状を引き起こすケースもあります。
様々な睡眠障害の原因
一部の降圧剤や、パーキンソン病の治療薬、副腎皮質ステロイドや、抗うつ剤などが、眠れなくなる症状を誘発します。
それから、ご存知の通り「カフェイン」は脳を覚醒させてしまい、眠れなくなる効果を作り出します。よく勘違いされるされる方がいるのですが、アルコールも脳を覚醒させる作用があります。
→ 睡眠障害とアルコール – お酒がないと眠れないのは危険!
他にも、身体的な疾患が不眠症を引き起こす場合もあります。特に、痛みを伴う病気は不眠の原因となります。喘息や咳、呼吸困難など、呼吸器系の病気は、よく眠れない原因として挙げられることがあります。
それから、稀な例として中枢神経の疾患も考えられます。これは、睡眠を司る神経の機構に何かしらの障害が引き起こされるという場合です。
自律神経の影響によって眠れなくなる、というケースも中にはあります。
分かりやすい例では更年期障害が挙げられますが、これ以外にもうつ病やストレスが原因となる場合もあります。
精神的な要因も、自律神経の働きを妨げ、不眠の症状には特に繋がりやすいものです。不安やイライラ、眠れないことに対する不安など、現代人には特に多い症状です。
睡眠障害を改善するには睡眠薬が必要?
最近では、睡眠薬をやめたいけれどどうすれば良いのか分からないという方が本当に沢山いらっしゃいます。
上に挙げたように、不眠の原因はとても幅が広く、単純に全ての不眠に睡眠薬が処方されるのかというと、そういう訳ではないのです。
例えば、身体的な病気や薬、食べ物が根本にある場合、むやみに睡眠薬を処方するのは逆効果です。
この場合、早めに根本にある原因を突き止め、解決することが最優先です。
原因を見分け、治療するのは医師に頼る意外にはありません。
日頃から、自身の体調に気を留め、異常があれば早めに治療をする。病気を予防する努力は必要となります。
睡眠薬は2週間まで
基本的に、睡眠薬は短期間でやめるべき薬です。長期間服用すると、その分依存性や離脱症状の危険性が増えていくからです。
最長でも2週間以上の睡眠薬の服用は、避けたいところです。
これ以上の睡眠薬の服用は、根本的な睡眠障害の治療ではなく、「一生睡眠薬に頼って眠る」という部類の覚悟が必要です。
睡眠薬がなければ眠れないことに抵抗を感じないのであれば、特に大きな問題ではないのかもしれませんが、、
睡眠薬に頼らない睡眠障害の治療
このサイトでは何度か説明しているように、睡眠障害を克服するためには、自身の努力や知識の蓄積は必要不可欠です。
ほとんどの人は、医師や患者さん自身も含め、根本的に不眠症を改善する事を面倒に感じているのです。
原因を見つめ根本的な対策を施すのは、本当に面倒なことですし、時間もかかります。
しかし、睡眠薬に頼ることは、あくまで対症療法ですし、根本治療とは言えないのです。
以下の記事では、睡眠障害に対する基本的な根本対策の方法や、治療の方法を詳しく解説しています。
満足に眠れていないという方は、一度は読んでみてください。