夜中に目が覚めるのは、ストレスのせい?対策方法は

眠りについても、夜中に何度も目が覚め、朝までぐっすり眠れないことはありませんか?

満足感のある質のいい睡眠が得られていないと、日中に眠くなったり、朝起きづらくなり、起きても体がだるく、倦怠感がひどいといったことがあります。
こういった症状は、日常生活でのストレスが原因となっていることが多いのです。

すっきり起きられない

眠っているつもりが、実は熟睡できていなかった?

不眠には、大きく分けて2つのタイプがあります。
眠りたくても寝つき悪く、なかなか眠れない「入眠困難」タイプと、眠りが浅いため睡眠の途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」タイプです。

夜中に目が覚めても、またすぐ眠れる人はいいですが、一度目が覚めるとなかなか寝つけなくなる場合は辛いですね。一旦、目が覚めたときに、心配事や気がかりなことがあると、それを思い出してしまい、それからまた眠れなくなるということも多いようです。

また、自分では眠っているつもりでも、朝の目覚めがスッキリしない、日中に激しい眠気に襲われたり、生あくびが何度も出るといった症状がある場合は、睡眠が浅くなっている可能性があります。

このような場合、自分ではちゃんと眠れているつもりでも、実は夜中に何度か目が覚めているため、深い睡眠が得られていないのです。そのため、寝ている間に疲れが解消されないまま、当日の疲れが翌日に持ち越されてしまいます。

夜中、トイレに起きてそのまま寝れなくなる場合もありますが、それは加齢が原因だけではありません。
実は、眠りが浅いために、夜中に尿がたまりやすくなっていることもあるのです。

ストレスと不眠の密接な関係

ストレスと睡眠障害は密接に関係しています。日々の生活では、仕事や育児、家族間の問題など、多かれ少なかれ、みなさん何らかのストレスを抱えています。

ストレスを全くゼロにすることは難しいですが、まずは自分に睡眠障害の原因となるような過剰なストレスがかかっていることを認識することが大切です。
どのような悩みに心を囚われているのかを理解して、眠る時、心配事を考えないようにするのではなく、考える頻度を減らすように心がけましょう。

そして、自分に合ったストレス対処法を見つけることです。

眠る前の「座禅」でリラックスを!

座禅

座禅の「数息感(すそくかん)」という呼吸法は、不眠治療の臨床にも取り入れられているリラックス法です。「数息感」は、座禅を組んで自分の息を数えて精神の安定、統一をはかる修行方法です。

ゆっくりとした呼吸によって、血液中の二酸化炭素の量が増えると共に、脳内の神経伝達物質「セロトニン」の量が増えます。よって、心身の緊張がほぐれてリラックス効果があるのです。

ストレスを感じる夜は、座禅の呼吸でリラックスしてみてはいかがでしょうか?

サブコンテンツ

おすすめの記事