眠りが浅い夜の対策 – 心を健全に保つことが治療になる

あなたは、夜夢をみて目が覚めることはありませんか?
「たまには、そんなこともあるかな..」という程度でしたら、さほど気にする必要はありませんが、これが頻繁に続くようなら注意が必要です。

本人が気付いていないだけで、ほとんど全ての人は、眠っている間に夢をみているものです。夢は、脳が眠れていない、浅い眠り(レム睡眠と呼ばれます)の間に現れる現象です。
頻繁に夢をみて、しかもその事を覚えているということは、常に眠りが浅い。さらに、あまり良い内容の夢ではなかった場合、さらに問題があります。

浅い眠り

多くの方がご存知の通り、夢には人の「潜在意識」が現れることがあります。嫌な夢を何度もみる、ということは、あなたの深層心理には、ストレスや不安・恐怖といったものが脈々と渦巻いている可能性があるからです。
この状態で「深く、心地よい眠り」を得ることはまず難しいでしょう。

夢をみるのは、深夜だけに限った話しではありません。寝つき始めた時間帯や、まだ夜が明けない早朝の時間。本来ならぐっすりと眠れるはずのこうした時間に、何度も夢をみて目が覚めてしまう。
これでは、本来の健康的な睡眠とは言えません。

また「嫌な気分」で目が覚める..

私が「眠りが浅い」ことで悩んでいた頃を思い返してみると、人生の中ではあまり経験することのない、大きなストレスが、いくつか襲いかかってきていた時期と重なります。ごく個人的なことですが、両親の大病や、職場の大きな異動などが、まとめて重なって時があったのです。

今振り返ってみて、初めて分かることなのですが、当時の私(渦中の中にいた頃)は、これが不眠の原因なのだと感じることはできませんでした。
目の前の問題に対処する事だけで精一杯の状態です。それから、こういう時は大抵、視野が狭くなっています。客観的に物事を考えるという事が、どうしてもできなくなっていたのだと思います。
その頃の私の症状は、「寝つきが悪い」という単純な言葉では言い表せないような状態でした。

無理に寝ようとしては、目が覚める。トイレに行き、大して出る事のない用を済ませ、また布団に潜り込み、無理に眠ろうとする。。
しばらくすると、嫌な夢をみて、また目が覚める。大して出る事のない用を足しに、トイレに向かう。これの繰り替えし(4〜5回は続きます)。

気がつくと、枕もとの時計は、あと2〜3時間で夜が明ける時間を指しています。毎日が憂うつで絶望的な気分です。この状態で仕事に行っても、結局仕事に集中なんてできないわけです。
だいたい、眠くて仕方がないですし、気分は憂うつで、目はしょぼしょぼしています。的確な判断や、正確にものを考えることなどできるわけがないのです。

きっと、この時期は精神的に参っていたのだと思います。その当時の私には、「これが不眠の原因」と気付くほどの知識もありませんでした。

浅い眠りの対策=心の健康

同じような症状に悩む方が、一体どれくらいの割合で存在しているのか、はっきりとは分かりませんが、案外周りにいる人に尋ねてみると、同じような症状に悩む(または悩んだことがある)方は多く存在していました。
悩みの内容からして、堂々と人には言えないのかもしれません。

しかし、私が実際に経験し、多くの人たちに共通していたことは、心の状態を(前向きに)改善することによって、この問題(不眠や眠りが浅い症状)は、高い確率で治るということです。本来は、睡眠薬などに頼らなくても治せるはずなのです。

正しい睡眠のサイクルを維持し、心を健全に保つ

心を健康に保つ

これまでにも何度か書いてきましたが、睡眠薬や睡眠導入剤とは、あくまで対処療法的な意味合いにおいて機能する薬です。
平たく言えば、頭痛薬や下痢止めのように、表面的な症状を一時的に抑え込むことはできます。睡眠薬を飲んでいる間だけ、あなたは眠ることができるということです。

しかし、根本的な問題には蓋をしてしまっているのです。

あなたの眠りが浅い、本当の原因は一体どこにあるのでしょうか?
仕事のストレス、または人間関係、金銭的な悩み、、様々な問題が考えられます。不規則な生活習慣が根本にあるのかもしれません。

いずれにしても、そうした問題に目をつぶり、薬に頼ることが果たして本当の治療に繋がるのでしょうか。答えは、あなた自身が一番よく分かっているはずです。

眠りが浅い、その原因と真摯に向き合うことは、心の問題と不規則な生活を根本的に正すことが近道です。
睡眠薬や市販薬に頼っていては、根本的な対策とはなりません。薬がなくなった時点で、また眠れなくなるからです。

今すぐ実践できる、根本対策

不眠症の対策は、まず初めに「正しい知識を知る」ということがとても重要です。実は、お医者さんの言う通りにしていたら、睡眠薬の中毒(依存症)になってしまったという人は、意外にも後を絶ちません。
近年になってやっと、そうした問題が明るみに出てくるようになってきたのです。

少し長い文章になりますが、不眠症を根本的に治すための基本的な知識を以下にまとめていますので、参考にされてみてください。

精神的なストレス(緊張状態)が原因で眠りが浅いということが、自身ではっきり分かっているのなら、ストレスをうまくコントロールする方法を身につける必要があります。

コントロールといっても、いきなり難しいことができるわけではありません。手始めに、自分に感じるストレスを軽減させることから始めると良いでしょう。

仕事のストレスで眠れない.. よく眠るためにできること

それから、もし眠りが浅いことに悩んで睡眠薬の処方を考えているのなら、まずはサプリメントで体質改善を試してみる方法をお勧めします。

最近では、自然な成分で作られ、副作用のない安心して使えるサプリメントに注目が集まっています。

実感力の高い、おすすめのサプリメントは?

安易に薬に頼るのではなく、こうした方法をひとつひとつ実践してみることをおすすめします。

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