不眠やストレスにセントジョーンズワート – 効果は得られる?

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セントジョーンズワートは、特に西洋において、昔から不眠やストレスに対して効果があることで有名なハーブの1つです。

どのような症状に対して効果があるのか、セントジョーンズワートに含まれている成分から詳しく調べ、摂取時に気を付けたいこと、理想的な摂取の仕方についてご紹介しましょう。

セントジョーンズワートの効果

セントジョーンズワート、別名「セイヨウオトギソウ」と呼ばれ、医学的な臨床結果からも、不眠やストレスに対する効果が確認されています。
ただし、一方で「ハーブ成分」であるセントジョーンズワートの効果に対して、懐疑的な意見があることも事実です。実際に、セントジョーンズワートは大規模な臨床試験によって実証された「医薬品」という訳ではありません。

ただし、現実にセントジョーンズワートによって、うつ病や不眠、不安症状など、多くの神経症状が改善されているという報告が多数あります。まずは、セントジョーンズワートが、不眠やストレスのどのような症状に対して効果があるとされているのか、詳しく見ていきましょう。

不眠に対する効果

セントジョーンズワートに含まれる「ヒペリシン」という成分には、不眠などの神経症状に対する効果が報告されていました。ヒペリシンは、神経伝達物質を分解する酵素を抑える働きをしており、リラックスしている時に働く「副交感神経」をメインにすることができます。

ただし、最近の研究ではこのヒペリシンではなく、後述する「ヒペルフォリン」という成分の効果であるという見方もあります。

ストレスに対する効果

セントジョーンズワートに含まれるヒペルフォリンという成分には抗うつ作用があり、 アメリカ精神医学会(精神障害の診断と統計マニュアル)の基準で、軽度~中程度のうつ症状に有効であるとの報告があります。

つまり、セントジョーンズワートは、一般的なストレス症状や軽度のうつ病、ストレスによる気分的な落ち込みや不安症状に対して効果的であるということす。

参考文献:「St.John’s Wort­抗うつ作用を持つ機能性食品としてのハーブ

著者:東海学院大学 寺嶋 昌代

セントジョーンズワートの摂取方法

理想的な摂取量

セントジョーンズワートの理想的な摂取量は、1日に900mgです。また、摂取する回数は、1日に2回や3回など分けて摂ることをお勧めします。
ハーブティーとして飲用する方法も考えられますが、サプリメントなどで正確な量を確認しながら摂取するのが良いでしょう。

摂取時の注意事項

セントジョーンズワートを摂取する際の注意事項として、副作用が挙げられます。

セントジョーンズワートの副作用

  • 胃腸の不具合
  • 口渇感
  • めまい

など

しかし、こういった症状は、ごくまれであると報告されています。過度な摂取を控えて、理想的な摂取量を上まらないように注意しましょう

ただし、妊娠している方や、現在うつ病などの精神疾患で通院しておられる方、お薬を服用している方は、担当の医師と十分に相談した上で摂取するようにしてください。セントジョーンズワートに含まれる成分によって、抗うつ剤の効果が減少し、治療に支障をきたす可能性もあります。

まとめ

グッスミン酵母のちから_研究成果

セントジョーンズワートは、現段階で医学的にも研究が進められており、確実でない部分も多いハーブです。しかし、ドイツなどの医療先進国では積極的に導入されています。
確実に安全とされている用法・用量を守り、心と身体の調子を整えるためのサポート役として、セントジョーンズワートを試してみてください。

この記事が、心身の健康のお手伝いになれば幸いです。

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