最近、夜中に目が覚めることが多くなった.. 対策は?

夜中に目が覚めてしまう症状、中途覚醒。季節や年齢によって、睡眠の質は変化します。ですので、誰にでもたまにはこういった経験はあるのではないでしょうか?

夜、寝付いてから2〜4時間くらいで目が覚め、それから再び眠りにつくまでに時間がかかり、翌日は寝不足でつらい一日となってしまう。
宿泊先で、隣人のいびきで目が覚める。エアコンのタイマーが切れて暑くて目がさめる。。

この程度なら、たまに起きることなので、それほど心配は無いでしょう。
しかし、「中途覚醒」が頻繁に起こるようになったという場合には、注意した方がいいかもしれません。それは、あなたの夜の習慣が原因になっているかもしれないからです。

眠るためのお酒は不眠症になりやすい?!

夜中に目が覚める

日本では、眠るためにお酒を飲むという人が約30%もいます。この数字は調、査対象となった先進国10ヶ国の中でも、最も寝酒率が高くなっている結果です。
確かに、アルコールを飲むと一時的に寝つきは良くなります。しかし、眠るために飲むお酒が、実は眠りの質を悪くしてしまっていることを知っていましたか?

本来、私たちが眠っている間には、抗利尿ホルモンが多く分泌されます。このおかけで夜間の尿意は抑えられています。しかし、寝る前に飲酒することによって、抗利尿ホルモンの分泌が抑制されて、夜間の尿量が増加しやすくなります。
また、アルコールの影響で眠りが浅くなっているため、少ない尿量でも尿意をもよおしてしまいます。よって、夜中に何度もトイレに行きたくなって目が覚めるといったことになってしまうのです。

アルコールは体内で代謝される過程で、毒性のあるアセトアルデヒドを生成します。お酒を飲んで頭痛がしたり、吐き気を催すのはこのせいです。
これは、睡眠を阻害する原因となる物質ですので、さらに眠りが浅くなります。

また、「眠るための飲酒」が習慣になっている人は、飲まなくても眠れるときにまで、お酒を飲んでしまいがちです。せっかくなら、お酒は眠るために飲むものではなく、楽しむために飲むものにしたいですね。

夜中に目が覚めるのは「光」が原因だった?

眠りが浅くなり、夜中に目が覚める場合、「メラトニン」の分泌が不足していることが原因かもしれません。眠りの質をよくするために必要な「メラトニン」ですが、睡眠のリズムをつくる役割を担っています。

このメラトニンは、光を感知すると分泌が減り、暗くなると増える性質があります。ですので、朝は強い光を見てメラトニンをしっかり減らし、夜はなるべく暗くすることが大切です。
夜中に強い光を浴びると、増えるはずのメラトニンが減ってしまう原因となります。

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