眠くなる方法 – 運動を日常に取り入れれば、よく眠れる
眠れないからといって、すぐに市販薬などに頼ってしまうことはお勧めできません。薬に頼るのは、最後の手段にとっておいて、まずは日常でできることからやってみることをお勧めします。
睡眠薬に一度頼ってしまうと、自分の意思ではなかなか抜け出すことができないのが普通です。そのために、運動はオススメできる方法です。
運動を取り入れれば、眠りが変わる
あなたは、毎日どれくらいの時間を運動に充てているでしょうか。毎日運動をする時間なんてない、と考えているのなら、この機会にぜひ考えを改めてください。
運動をすることで、睡眠の質は大きく変わる可能性があります。
夜走るの気持ちよすぎ! これから毎日やってこ! 肌荒れ治って?ほどよい運動で脳も活性化?よく眠れる? 良い事しかねーよ
— よー (@0305ym_2) 2015, 9月 23
@supi921 おはようかおちゅちゅ♪ 運動するとよく眠れるよね! — す〜さん(パパ) (@xxxtomoakixxx) 2015, 9月 17
不眠に悩んでいるという人が、よく聞く質問に「どのくらい運動をすれば眠れるようになりますか」というものです。
こうした方の場合、2日に1度、または週に1度くらいの感覚で運動をすれば、何かしらの変化が起こるのでは?と期待しているように感じます。
運動の内容にもよりますが、変化を起こしたいのなら、毎日少しづつ、継続して続けることが一番重要です。しつこいですが、大事なことは、毎日続けることです。
効果も何もないのは、途中で投げ出す場合と、長く間隔が開いてしまう場合です。
ですから、経験上、眠れないという方には「毎日運動をすること」を勧めています。「そんなことできるわけがない」と聞こえてきそうですが、そう言わずに、もう少し私の話を聞いてください。
必要な運動量は「無理のないように」
なぜ、運動をすれば寝つきがよくなり、眠りの質がよくなるのでしょうか。それは、大きく分けると以下の3つの効果が得られるからでしょう。
- 有酸素運動により、新陳代謝が加速される
- 程よく疲れることで、無駄なエネルギーを発散できる
- 運動は、ストレス解消の効果が高い
研究により、運動が重要な3つのメリットをもたらすことが繰り返し示されてきた。それは①寝つきをよくする、②熟睡の割合を増やす、③夜中に目覚める回数を減らすことだ。
運動は特に高齢者のためになると思われる。デューク大学の研究で、運動をして体が元気な男性は、体をほとんど動かさない男性より、寝つくまでの時間が半分ですみ、夜中に目が覚める回数が少ないことがわかった。
出展:「最高の快眠が得られる方法 – ローレンス・J・エプスタイン、スティーブン・マードン」
しかし、だからと言って、毎日負担の大きな本格的な運動をする必要はありません。あくまで、睡眠の質を高め、適度に健康状態を維持する目的なら、むしろ負担のかかる運動は避けるべきです。
- 30分程度の、ウォーキング
- 15分程度の軽いジョギング
- 15分程度の、サイクリング
目安は、軽く汗を掻く程度です。たったこれだけの運動量でも、毎日続けることによって、効果を実感することができるレベルにまで、変化を実感できるはずです。