寝つきをよくする方法 – 効果があるのになぜやらない?

あなたは現在、自分の睡眠にどれくらい満足していますか?日本人の平均睡眠時間は年々下がっていく一方、自身の睡眠に悩む人の割合は、どんどん増えています。

誤解を恐れずに言えば、現代に生きる私たちは、睡眠に対してもっと真摯に向き合うべきだと言えます。東京に居住する人の平均睡眠時間は6時間を切っており、とうとう5時間台に突入してしまったという統計データがあります。

ところでこれは、東京が世界一睡眠時間が短い地域であるという事を意味しています。

睡眠時間

あなたの寝つきが悪い、本当の理由は?

布団に入ってもなかなか眠れないという事で悩んでいる人は、一体どれくらいいるのでしょうか。

日本人を対象にした調査によれば、5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」、「何らかの不眠がある」と回答しています。
60歳以上の方では約3人に1人が睡眠問題で悩んでいます。そのため通院している方の20人に1人が不眠のため睡眠薬を服用しています。

出展:厚生労働省「e-ヘルスネット

厚生労働省が提供する情報サイトによれば、5人に1人がなんらかの不眠で悩んでいる、とされています。しかし、この情報自体が数年前のものです。現在では、4人に1人が不眠症で悩んでいるとも言われています。
そして、通院している方の20人に1人が睡眠薬を服用しているわけです。

あなたは、これらの数字を読んでいて、どのように感じますか?

ここで、ある興味深い統計情報についてお話ししたいと思います。この統計情報は、日本人のこころの健康と不眠についての関連性を調査するために、ある大学で実施された大規模な調査です。
この調査報告によると、これまで信じられていた「夏になると眠れない」というような「季節性」などは、不眠症においてほとんど関係がないということが分かったのです。

そうではなく、不眠症を発症している人の多くは、以下のような傾向が強いということが明らかにされたのだそうです。

  • 不眠症に悩む人は、精神的に不健康な傾向にある。
  • 不眠症に悩む人は、最終学歴が低い傾向にある。
  • 不眠症に悩む人は、仕事をしていない傾向にある。

このように書くと、一部には語弊があるように思われるかもしれません。しかし、現実にはこのような統計が報告されていることが事実なのです。
これらに共通して言えることは、精神的に不健康で、生活が安定していない。さらに、不規則な生活をしている方に、不眠症の発病率が高いということが言えます。

不規則で不健康な習慣が「不眠」を作り出している

私は、以前医療機関に勤めていた経験がありました。不思議なことに、病院に頻繁に通う人というのは、経済的に困っている人が非常に多かったのです。
また、健康面の問題を抜きにしても、常に不安を抱えているような、心配性の人が多く、あまり心配をする必要のないような事(特に健康面で)でさえ、過剰に心配してしまう傾向が高いように感じました。

これは、私の主観だけに留まらず、うつ病や不安神経症、パニック障害といった種類の精神的な病は、経済的に弱い立場の人が多いというデータも明らかにされています。
こうした人たちは、様々な理由があるにせよ、健康面に「投資をする」つまり、「予防をする」意識が低いのです。

ここであなたに聞きたいのですが、不眠症の「予防」とはどのようなことでしょうか?
病院に行き、睡眠薬をもらうという行為は、治療です。お医者さんがなんと言っても、睡眠薬は習慣性の強いお薬です。
あなたが睡眠薬を服用しているのなら、製薬会社のホームページや、インターネットで検索をして、その睡眠薬の添付文章を見てみてください。

ほとんどの睡眠薬は、長期間服用することによって、依存を形成します。ですから、添付文章には「長期間服用しないこと」がしっかり明記されているはずです。

しっかり知っておいていただきたいのですが、病院でいかなる睡眠薬をもらい、飲み続けたところで、寝つきが悪い症状はほとんど改善しません。一時的に眠れたにせよ、それは「薬を飲んでいる間だけ得ることのできる効果」です。つまり、不眠症は治ってはいません。

薬をやめた時にまた眠れなくなるようなら、それは治っていないということです。むしろ、睡眠薬の持つ反作用によって、不眠がひどくなる。または、耐性が作られてしまい、余計に睡眠薬の処方量か、種類が増えていくのが普通です。
ここで「いい思い」をするのは、病院か製薬会社くらいです。

あなたの周りに睡眠薬を服用している人がいるのなら、冷静に、客観的な立場から分析してみると良いでしょう。睡眠薬は、習慣性のある薬であるだけに、長い間財布からお金を奪っていきます。病院の待合室で長い時間を費やし、精神的なエネルギーさえ消費してしまいます。

不眠を改善させるためにやるべき、たった一つのこと

朝から気分良く過ごすには

このブログでは、しつこいくらい何度も書いていますから、いい加減読み飽きたと言われるかもしれませんが、大切なことなので何度でも書かせてください。

不眠症を本気で改善したいのなら、早寝早起きを心がけることが一番重要です。夜眠れなくても、朝は早起きをすることです。
もちろん、最初の頃は早起きそのものが辛いでしょうが、時間をかけて改善していくと、正しい時間に自然と眠れるようになり、朝起きることも苦でなくなります。とにかく最初は我慢して続けてみることです。
もちろん、二度寝、昼寝をしてしまっては意味がありません。ここは注意してください。

それから、夜眠れないのなら、精神的なストレスを減らすことを第一に心がけてください。心配性は、あなたから睡眠時間を奪っていきます。

ストレスを減らす最も正しい方法は、毎日必ず運動をすることです。テレビを観たり、遅い時間まで付き合いに時間を費やしているのなら、運動をすることです。

規則正しい生活を徹底すること。精神的に健康であるということが、不眠を追い出す、最も正しい方法です。不眠は、あなたから健康・寿命・お金・時間を奪っていきます。
これだけ分かっていても、あなたが行動しない理由はどこにあるのでしょうか?不眠をあなたの中で放置していてはいけません。そんな事をしても、良い事なんてひとつもありませんから。

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