夜、しっかり熟睡したい!夢を見て何度も目が覚める時は

何度も夢を見て目が覚めるという方は、まず眠りが浅いということが考えられます。
深夜にも関わらず、嫌な夢・怖い夢を見て、興奮状態で目が覚めてしまう。夢の内容のせいで脳は興奮しているので、その後なかなか寝付くことが出来ない。
こうした症状に悩む方は「嫌な夢を見て、何度も目が覚めてしまう。眠った気がしない..」などと訴えます。

しかし、本当の原因は眠りが浅いから嫌な夢を見ているのです。
少しややこしいですが、夢のせいで目が覚めるのではなく、眠りが浅いから嫌な夢を見てしまい、そのせいで目が覚めてしまうということなのです。

夜、しっかり熟睡したい..

人の睡眠には、浅い睡眠と深い睡眠があります。レム睡眠ノンレム睡眠と言われていますが、通常夢を見るのは浅い睡眠であるレム睡眠の時です。

この時間は、体は眠っているのにも関わらず、脳波は活動の状態を示します。人は、以下の図のように、浅い眠りと深い眠りを、だいたい一定の周期で繰り返しながら、朝を迎えます。

睡眠サイクル

しかし、「何度も夢ばかり見て、目が覚めてしまう」という人の場合、深い眠りがしっかり得られておらず、上の図の「浅い眠り」の状態が長い時間続いているのです。

深い眠りが一定の時間で、しっかり取れていれば、何度も嫌な夢を見て目覚めるということはないはずです。

では、一体なぜ、あなたは浅い眠りの状態が続いてしまっているのでしょうか?主な原因と対策について、考えてみたいと思います。

「ストレス」と「悪い習慣」

神経質な性格の方ほど、寝つきがよくないと言われます。裏を返せば、神経質な人ほどストレスを溜めやすい傾向にあるのです。
ストレスや、その元凶となる悩み事不安感などは、睡眠にとっては大敵です。

過去の記事でも何度か述べている通り、こうしたストレスは脳の自立神経の正常な働きを阻害します。
本来は眠くなる時間にも関わらず、自立神経の誤った働きによって、深い睡眠を妨げられる。夜になっても、しっかりと熟睡できない状態が続いてしまうのです。

ストレスの原因は人によって様々でしょうが、「夢」というのはその時の感情や環境によって、大いに左右されます。不安や恐怖、怒り、混沌とした感情などを抱えながら無理に眠ろうとしても、そうした「嫌な気持ち」は、必ず形を変えて、夢の中にあらわれます。
表面的にいくら隠そうとしても、夢の中には深層心理が反映されるのです。

そうして、嫌な夢の内容によって、さらに目が覚めてしまい、余計に眠れない状況が続いてしまいます。
中には、眠れないこと自体がストレスとなってしまい、不眠のサイクルを助長させてしまう人もいるのです。

熟睡したい

熟睡できない時に、やってはいけない事

このような時、誰もが一度は陥ってしまう罠があります。

  • アルコールに逃げること。
  • 睡眠薬に依存してしまうこと。

どちらも、一時的な対処法としては即効性があり、悪くないように思えます。しかし、場合によっては、これらが状況をより悪い方向に導く可能性がとても高いのです。
2つに共通している危険性は、依存症離脱症候群です。

いずれも、熟睡を妨げ、不眠と精神の不安定さを増していく、危険性の高いものです。特に、眠れないからと言ってアルコールに手をつける方はとても多いですが、アルコールが熟睡を妨げるという事は、様々な実験によって実証されています。

過去の記事では、この点について詳しく解説しています。しっかり熟睡できないからといって、アルコールや睡眠薬に頼っている方。もしくは頼ろうとしている方は、参考にされてみてください。

睡眠薬に関しては、正しい使用方法を守ることによって、一時的に熟睡感を高めることができます。
ただし、長期間(2週間以上)にわたる連続服用は、依存症と離脱症状の危険性を高めるので、厳重な注意が必要です。

熟睡したい!根本的な対策とは

真剣に、熟睡できないことに悩んでいるという方は、すでに色んな情報をご覧になり、対策方法も学ばれているのだと思います。しかし、どれを試してみても効果がないと感じている方も、また多いのが現実なのではないでしょうか。

不眠症は、いくら表面的に、睡眠薬や一時的な運動療法に頼ったとしても、根本的な原因が解消できていなければ、全く意味をなしません。
それは、ストレスの原因を取り除くことであったり、あなた自身の生活習慣を改善すること(それも、長い時間をかけて)だったり、睡眠の正しい知識を身につけることだったりします。

一時的に、例えば1ヶ月間運動をしたからと言って、劇的に熟睡感が改善されるものではありません。具体的な、不眠症の正しい知識や、睡眠障害の改善方法については、過去の記事で詳しくご紹介しています。

長い記事ですが、満足に熟睡感を得られていないという方は、参考にされてみてください。

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