眠りが浅い – 熟睡できない原因と対処法
眠りが浅いと感じる方の中には、テレビなどの影響で、睡眠時無呼吸症候群という病気を心配される方が多いようです。
この病気は、眠っている間に呼吸が停止し、そのことが深い睡眠の妨げとなる病気です。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の場合、同居する家族の方が異常に気付くことが多く、また、本人は自身の眠りが浅いことにさえ気付かないことも普通です。
眠りが浅い、本当の原因は?
そうではなく、仕事のプレッシャーやちょっとした不安。そうした心の問題がきっかけとなり、熟睡できない原因となる方は、とても多くいらっしゃいます。
夜中に何度も目が覚めたり、悪夢を繰り返しみる原因として、ストレスが根底に隠れていることが割合多いのです。
対処法はあるの?
どうすればこうした不眠の症状に対処することができるのでしょうか。
一般的に考えれば、不眠やストレスは精神科や心療内科、神経科などを受診することが推奨されます。
本来は、睡眠専門外来など、不眠症について専門の知識を持つ診療科を訪れることが望ましいですが、こうした病院は全国で見るとまだまだ少ないのが実情です。
心療内科や精神科では、症状の度合いにもよりますが、ストレスや不眠症に対して、睡眠薬や精神安定剤を処方してくれます。
一般的には薬を用いた治療法が、正しい治療方だと考えられがちです。当然、一刻も早く苦痛から逃れるには、薬による対処法は即効性があります。
しかし、別の見方をすると、これが根本治療とはならず、問題を先送りにしてしまっているという事実もあります。
睡眠薬や睡眠導入剤、精神安定剤には、当然依存症や離脱症状といった危険性が隠れています。
ストレスによる、眠りが浅い症状の根本を改善するためには、あなた自身の努力や意識改革も、どうしても必要になってきます。
例えば、規則正しい生活・早起きの習慣や、毎日の運動など、決して楽しいことばかりではありません。
それでも、こうした努力を継続して続けていれば、必ず何かしらの結果はついてきます。
また、最近ではストレスによって眠りが浅い方の為に、自然な成分で作られた、安全性の高いサプリメントも販売されています。
睡眠薬のような、即効性の強い薬も、一時的な治療に用いるのは悪いことではありません。
しかし、まずは安全で根本的な対策に繋がる方法を試してみることをお勧めします。